自分ながら情けないが、性懲りもなく背骨が5回目の圧迫骨折をした。それは今年2月末、狭い庭の高さ2メートルほどの紅梅を剪定(せんてい)した後におきた。女だてらに植木の剪定が好きだが、高齢でもあり、幾度もの圧迫骨折を経て、力仕事はもう無理だと分かっていた。
それなのに、もう枯れたと半ば諦めていた紅梅が、チラホラとつぼみを付けているのを見つけた時、うれしさのあまり「小さい枯れ枝だけを落とそう」と剪定ばさみを持ち出したのが失敗のもと。ノコギリも使った。その夜は以前の骨折と…
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