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大相撲・技あり! 突っ張り 阿炎、長い手足で主導権

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宝富士(左)を攻める阿炎=滝川大貴撮影
宝富士(左)を攻める阿炎=滝川大貴撮影

 突っ張りは、手を前に押し出すようにしながら、左右を交互に出して相手を後退させる。突っ張りの稽古(けいこ)は「テッポウ」と呼ばれ、各部屋では「テッポウ柱」という大きな木の円柱に向けて、力士が腰を落として脇を締め、足を運びながら腕を下から上へ、左右交互に動かし、「パチッ、パチッ」と音を響かせながら汗を流す姿が見られる。

 稽古場では地道な基礎運動だが、取組では回転の速さや繰り出す腕の豪快さなど、力士の個性が出て観衆を盛り上げる技となる。

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