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突っ張りは、手を前に押し出すようにしながら、左右を交互に出して相手を後退させる。突っ張りの稽古(けいこ)は「テッポウ」と呼ばれ、各部屋では「テッポウ柱」という大きな木の円柱に向けて、力士が腰を落として脇を締め、足を運びながら腕を下から上へ、左右交互に動かし、「パチッ、パチッ」と音を響かせながら汗を流す姿が見られる。
稽古場では地道な基礎運動だが、取組では回転の速さや繰り出す腕の豪快さなど、力士の個性が出て観衆を盛り上げる技となる。
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