アスベスト健康被害 患者・家族の交流会 10日長崎市 /長崎

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患者の集いで体験を語る胸膜中皮腫患者の俣野利通さん(中央)ら
患者の集いで体験を語る胸膜中皮腫患者の俣野利通さん(中央)ら

 アスベスト(石綿)による健康被害の患者や家族らの交流会が10日、長崎市桜町の長崎商工会議所である。患者や遺族らでつくる「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会福岡支部」(福岡市)が、治療や支援の情報が十分に届いていない患者の救済や補償を進めようと、長崎県内で初めて開く。【浅野翔太郎】

「情報共有の手助けしたい」 中皮腫患者・俣野さん体験語る

 交流会では、胸膜中皮腫と昨年診断され、手術を受けた諫早市の会社役員、俣野利道さん(75)らが自身の体験を語る。俣野さんは10~20代の頃、長崎市と諫早市で自動車整備工として働いた。当時の車のボンネットなどには石綿が使われていたものが…

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