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再発防止、願う被害家族
福井県池田町の町立中で2017年3月14日、教師から繰り返し厳しい叱責を受けていた2年の男子生徒(当時14歳)が、校舎から飛び降りて命を絶った。しかし、今年2月に町が再発防止を目指して改定したはずの教育大綱には、遺族にとって具体策と思えるものがなく、目を通した母は「息子の姿が見えない」と感じた。
町教委が設置した第三者委員会は17年9月に報告書をまとめた。いずれも当時30代の担任の男性教諭と、副担任の女性教諭の指導を問題視し「生徒は厳しい指導叱責にさらされ続け、孤立感、絶望感を深め、自死に至った」と結論付けた。
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