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福井圭一(ふくい・けいいち)さん
東日本大震災をきっかけに、被災した写真の洗浄・保存活動を始めた。昨年から岡山県倉敷市真備町地区に拠点を移し、任意団体「真備町写真洗浄@あらいぐま岡山」の顧問を務める。「片付けの大変なときに写真を諦める人が多いが、泥まみれでもカビていても救えることがある」と強調する。
写真を残すために何よりも必要なのは乾かすこと。ぬれた状態が続くと、バクテリアが写真の表面部分を分解していき、画像が失われてしまうからだ。アルバムは、洗濯ばさみなどをページごとにはさんで開いて置く。卒業アルバムなどの印刷された物はページ間に紙を挟み、重しを乗せてページ…
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