6日本欄「衝撃の告白」は、娘の「結婚」だからまだいい。うちは「妊娠」だった。
昨年11月、帰省した娘がタクシーから降りたとき、私は何か「すごみ」のようなものを感じた。今思えば、それはすでに子を守る母の顔だった。独身の娘の妊娠だが、不倫でも相手が不誠実なわけでもなく、むしろ相手の男性は、「これでやっと結婚できる」と喜んだらしい。
娘は、「これから一緒に暮らして新しい家庭を作り2人で子どもを育てていくが、婚姻届は出さず事実婚にする」という。娘はそのとき35歳。長い間ブライダルアドバイザーとして結婚する人、した人をたくさん見てきたうえでの結論だ。私は娘の決断を信じて応援するしかないと思った。
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