中学教頭、非常勤講師から9万円「借金」 発覚後半年、全額返さず 大阪

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大阪府教育庁が入る大阪府庁別館=大阪市中央区で、曽根田和久撮影
大阪府教育庁が入る大阪府庁別館=大阪市中央区で、曽根田和久撮影

 大阪府羽曳野市の市立中の40代男性教頭が「報償費を多めに申請した」とうそをつき、非常勤講師だった20代男性から計9万円を受け取っていた疑いがあることがわかった。市教委は教頭に自宅待機を命じて調査し「不適切な金銭の貸し借り」と認定したが、両者の主張は大きく食い違ったままだ。教育現場でのモラルが厳しく問われそうだ。【隈元悠太、石川将来】

 市教委の調査によると、問題は2018年6~8月に発生。同僚の指摘で9月に発覚した。校長が事情を聴くと、男性は「多めに報償費が出ているので(毎月)3万円を学校にバックしてほしいと言われた」と話した。一方で教頭は「詳しく覚えていないが、金を貸してくれといったニュアンスで言った」と答えた。

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