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新型コロナ対策で移植学会指針 状況に応じ移植延期求める

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国立感染症研究所が分離した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真=同研究所提供
国立感染症研究所が分離した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真=同研究所提供

 臓器移植を受けた患者が新型コロナウイルスに感染すると重症化の恐れもあることから、日本移植学会は今後の移植医療の基本指針をまとめた。患者が待機可能なら、感染の状況が好転するまで移植手術を停止することが望ましいとし、生死に関わる緊急時には、リスクを十分評価した上で実施を妨げないとしている。

 移植後の患者は拒絶反応を抑えるため免疫抑制剤を服用し続ける必要があり、感染症のリスクが高いとされる。臓器提供者がウイルスに感染していたら、移植後の患者も感染する可能性が否定できない。

 指針では「現時点で移植患者に与える影響に関する報告はない」としながらも、親族らが臓器提供する生体移植の場合、患者の容体が比較的安定し、移植手術まで待機可能なら、感染状況が好転するまで実施しないことが望ましいとした。

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