災害の教訓、将来に 丹波市が14年豪雨災害記録誌 /兵庫

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 丹波市は2014年夏の豪雨災害の記録をまとめた「丹波市豪雨災害 復興記録誌」(A4判、152ページ)を製作した。災害の発生から現場での対応や課題を振り返り、貴重な教訓を将来に生かそうというのが狙い。

 同誌は、豪雨災害の概要▽災害から復旧と土台づくりの教訓▽復興から未来へつなぐ取り組み――など4章で構成されている。1000部製作、国の機関や県、市内自治会や小中高校、ボランティア団体、関係大学などに配った。

 同誌で谷口進一市長は、「市発足後最大の試練。教訓として伝え生かすべく新たな防災体制の構築と自助・共助・公助を推進し強くてやさしい安心社会、持続可能な活力社会の実現に取り組む」とコメントしている。

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