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岡山・内田さん「事故のマシン、いつか操る」
2017年4月に岡山国際サーキット(美作市)で起きた大型オートバイの多重転倒事故で夫を亡くした内田利奈さん(43)が、3年目の命日となる24日、夫が経営していたバイク店の店主になった。店を任されたばかりだった夫と生前に語り合った「店を大きくする」という夢を実現するため、まず自らバイクに乗ることから始めた内田さんは、事故を起こしたマシン(1200㏄)を修復し、そのアクセルをふかすことを目指している。【益川量平】
岡山市南区にある内田さんの店は、イタリアのメーカー「ドゥカティ」のマシンを専門に扱っている。3年前、創業者で義父の公人(きみと)さん(68)から店を継いだばかりの夫正人さん(当時38歳)が事故で亡くなり、その後、公人さんが店主に復帰。内田さんはその下で働きながら、「バイクを売る以上、その魅力や部品の意味を最低限知らなければ」と練習を始めた。
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