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新型コロナウイルスを巡り、業者が「自宅を消毒する」として法外な額を請求したり、コロナの予防効果をうたって商品を販売したりする商法が相次いでいる。目に見えないウイルスへの不安に便乗した悪徳商法の恐れがあり、消費者庁や警察は警戒を強めている。
「米国の消毒液」「キャンペーン中」――。リフォーム業界関係者によると、緊急事態宣言が発令された4月上旬以降、北関東地域で一部の業者が住宅を訪問し、自宅の消毒を勧誘するケースが増えている。エアコンや風呂場を消毒したとして、数十万円の料金を請求するケースもあった。10日間で1000万円以上を売り上げた業者もいるという。
国民生活センターによると、北関東の70代女性宅に4月下旬、シロアリ消毒を勧誘する業者が訪れた。女性が断ると、「コロナの植物が生えているから消毒する」とさらに勧められた。業者はあきらめたが、別の家も訪ねているようだったという。
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