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毎年、百貨店がしのぎを削る中元商戦。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大防止で定着しつつある「巣ごもり消費」を狙った商品が並ぶ。また、密閉・密集・密接の「3密」になりやすい特設売り場での購入を避ける客が増えると見込み、各百貨店は電子商取引(EC)サイトの利用促進に力を入れている。
アウトドアブーム受け
ソーセージやベーコンを詰め合わせた「ブッツ・バーベキューセット」(5400円)▽直径12センチのホタテ貝が8枚入った「岩手県三陸産 泳ぐホタテ」(6588円)――。高島屋はカタログで「キャンピングランチ」「キャンピングディナー」特集を掲載。ここ数年のアウトドアブームを受け、初めて企画したもので、担当者は「コロナで外出しにくい分、ちょっとしたぜいたくを友人・知人に贈ったり、自分で楽しんだりしてほしい」と話した。中元の期間は関東で7月中旬、関西で8月中旬までとされる。商戦での売上高を前年並みに設定。店頭販売は減るとみるが、ECでは前年比2倍を目指す。
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