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コロナでもやまぬ甲子園のヤジ 虎党? 分かっちゃいるけどやめられないワケ

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阪神-DeNA戦をソーシャルディスタンスを保って観戦する阪神ファンら。一回裏、阪神の先頭打者・近本が本塁打を放った=阪神甲子園球場で2020年7月10日、山崎一輝撮影
阪神-DeNA戦をソーシャルディスタンスを保って観戦する阪神ファンら。一回裏、阪神の先頭打者・近本が本塁打を放った=阪神甲子園球場で2020年7月10日、山崎一輝撮影

 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)でのヤジが止まらない。14、15日のプロ野球・阪神―ヤクルト戦は2試合連続で、観客のヤジや大声の影響で選手がタイムを取り、試合が止まる一幕があった。いずれも観客席に向かって球審が注意する珍しい事態が発生。ヤジは発信元が特定されにくく、ヤクルトファンの可能性もあるが、15日現在で最下位に沈む阪神ファンの可能性が大きい。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため大声を出すことが禁じられているのに、なぜ声を上げてしまうのか。【田中将隆】

 昨年までの試合では、私設応援団が応援歌やチャンスマーチを生演奏してきたが、今季は現在のところ観客が5000人以下に制限されており、鳴り物での応援も自粛中だ。甲子園では阪神の攻撃時に録音された音源が流れるが、ビジターチームの攻撃時は無音で、「ヤジ」は個人の声でもよく響く。

「はよ構えろや!」→大きい声はダメだよ

 今回はいずれもヤクルトの攻撃時に起こった…

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