新型コロナ 有田陶器市「9月無理」 商議所会頭、11月「まつり」と併催検討 /佐賀

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有田陶器市の年内開催などを祈って先人陶工之碑前の祭壇に手を合わせる有田商議所の深川会頭
有田陶器市の年内開催などを祈って先人陶工之碑前の祭壇に手を合わせる有田商議所の深川会頭

 新型コロナウイルスの影響で延期中の有田陶器市の開催時期について、主催団体の委員長を務める深川祐次・有田商工会議所会頭(63)は22日、感染拡大が続く状況を踏まえ「目指していた9月のシルバーウイーク開催は無理」との認識を明らかにした。例年11月に開かれる「秋の有田陶磁器まつり」との同時開催を検討するという。有田焼の礎を築いた無名職人を顕彰する「先人陶工感謝祭」のあいさつの中で語った。

 感謝祭は、400年余の歴史を誇る有田焼発祥の地とされる泉山磁石場の先人陶工之(の)碑前に祭壇を設けて開催。陶器市を主催する「有田陶器市委員会」顧問の松尾佳昭町長や、陶磁器工業、商工協同組合の各代表ら約20人が参列した。陶山神社の宮田胤臣(たねおみ)宮司(42)による神事に続き、深川会頭があいさつに立った。

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