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少年院を出た人が再犯することなく生きていくために、私たちにできることは何だろう? そんなテーマのオンラインイベントを先日、視聴した。犯罪被害者の悲しみは再犯を食い止めない限り、なくならない。一人一人にできることは何か、を学びたかったのだ。
少年院入院者数(2018年)は2108人。18年間で約3分の1に減った。再犯率も成人より低い。しかし社会の目は厳しく、昔の人間関係に引きずられるなどして、出院後2年以内に10%、5年以内では16%の人が再犯し、少年院に戻ってしまうという。
イベントを主催したのは、少年の更生支援団体らで作る「新公益連盟少年院分科会」。同会はこの日、元少年院入所者のインタビュー調査結果を発表した。再犯せずに自立して暮らしている人に「何が歯止めとなったか」を尋ねたもので、20~41歳の元少年院入所者男女10人が回答した。
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