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九州新幹線・長崎ルートで県内を通る未着工区間(新鳥栖-武雄温泉)の整備方式を巡り、県議会の新幹線問題対策等特別委員会は2日、国土交通省鉄道局の寺田吉道次長を参考人招致した。寺田次長は、当初計画された新幹線と在来線の両方が走行できるフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の導入断念を陳謝し、改めて「FGT開発の予算をこれ以上投入することはできない」と述べた。
FGTの開発を巡っては、実用化に向けた耐久走行試験で車軸に摩耗が見つかるなど、安全性やコストの問題から国は2018年に導入を断念。土井敏行県議(自民)は「開発当初からあった技術的な問題が導入断念の理由になるのはおかしい」と指摘。寺田次長は「結果として甘い見通しだった」と認めた。
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