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十三の繁華街 /大阪

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阪急十三駅周辺の飲食店やパチンコ店。夜の十三繁華街はネオンがいっぱい=1967年9月12日撮影
阪急十三駅周辺の飲食店やパチンコ店。夜の十三繁華街はネオンがいっぱい=1967年9月12日撮影

 現在は大阪市淀川区の十三は二つの顔を持っていたという。1967(昭和42)年9月22日の毎日新聞大阪本社版の朝刊に十三が紹介された。

 一つの顔は繁華街。もう一つはバーゲン売り場。夜はネオンが輝く飲食店街で、昼はお母さんが集まる商店街。誰でも気軽に受け入れたと書かれている。商店の主人は「キタやミナミに比べれば一段落ちるが、ここにはなんでもある」と語った。町の中心は阪急十三駅で、バーやクラブなどの飲食店やパチンコ店が昭和30年代に増えたらしい…

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