遭難ルート、上級者向け 福岡・糸島市「豪雨で地形変化」 雑誌編集長が死亡
毎日新聞
2020/9/14 19:09(最終更新 9/14 23:21)
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福岡県糸島市の井原山(いわらやま)(標高983メートル)の山中で14日、1人で登山をしていた西日本新聞社社員で、同社発行の登山雑誌「季刊のぼろ」の編集長、野中彰久さん(57)=同県春日市=が倒れているのが見つかり、現場で死亡が確認された。県警糸島署によると、野中さんは井原山に登山する計画書を残して13日から連絡が取れなくなっていたため、警察や消防が14日朝から約50人態勢で捜索していた。
糸島署によると、捜索中の14日午前7時50分ごろ、一般の登山客から「人が倒れている」と110番があった。捜索隊が通報者の案内で現場に向かい、午前10時15分ごろ、水量の少ない沢でうつぶせに倒れている野中さんを発見。目立った外傷はなく、死因を調べる。
野中さんが見つかったのは「洗谷(あらいだに)ルート」と呼ばれる上…
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