青森山田、堅守こじ開けゴールラッシュ 殊勲の安斎「気を引き締め王座奪還」

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【矢板中央-青森山田】後半、チーム3点目のゴールを決めて喜ぶ青森山田の安斎(中央)=埼玉スタジアムで2021年1月9日、宮武祐希撮影
【矢板中央-青森山田】後半、チーム3点目のゴールを決めて喜ぶ青森山田の安斎(中央)=埼玉スタジアムで2021年1月9日、宮武祐希撮影

 サッカーの第99回全国高校選手権第5日は9日、埼玉スタジアムで準決勝が行われ、青森山田は矢板中央(栃木)に5―0で圧勝した。

 左サイドを青森山田のMF小原がドリブルでボールを持ち、駆け上がる。その前を横切るようにMF安斎が左へと流れていく。相手DFからすれば、こうした斜めの動きはつかまえにくい。

 小原からパスを受けると安斎はフリーの状態。強烈な左足のシュートが矢板中央GK藤井の左手をはじき、ゴールネットへ吸い込まれていった。

 矢板中央はここまでの3試合で1失点の堅守を誇る。それを前半のわずか16分で打ち破ったこの先制点が、ゴールラッシュの始まりだった。

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