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氷点下の路上生活 休息場所撤去、死と隣り合わせ コロナ下の札幌を歩く

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路上生活者の実態調査をするメンバー=札幌市東区で24日午前3時30分、真貝恒平撮影
路上生活者の実態調査をするメンバー=札幌市東区で24日午前3時30分、真貝恒平撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大は、あらゆる人々の営みに大きな影響を及ぼしている。札幌市の路上生活者も例外ではなく、「3密」回避で休息の場所を奪われた。路上生活者を支援する同市のボランティア団体「北海道の労働と福祉を考える会」(労福会)が24日未明に市中心部で実施したホームレスの人数調査に同行。厳寒とコロナ禍で静まりかえった街を歩き、過酷な現場を訪ねた。【真貝恒平】

 24日午前1時、札幌市中央区の大通公園に面するビルの電光温度計は氷点下8度を表示していた。市役所地下1階に労福会のメンバーら約40人が、同市から委託を受けた厚生労働省のホームレスの人数調査を行うために集まった。調査は毎年1月ごろに実施。集計結果は厚労省が生活困窮者自立支援法などに基づいた施策を策定するための公式データとして利用される。

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