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新型コロナウイルス感染が国内で拡大してから1年あまり。この間、全国での小中高校などの一斉休校に加え、その後の学校行事や部活動の中止も経験してきた児童や生徒たちが卒業の季節を迎えている。写真で記録を残すような活動が乏しい中、各校や写真撮影を請け負う会社などが、試行錯誤しながら卒業アルバムを制作している。
「こっち見て笑って」「もっといい顔見てみたいな」。千葉県松戸市立北部小学校で、デジタルカメラだけでなくビデオも手にした6年生の担任教諭が家庭科の授業を写真や動画に収めていた。同校では例年、年明けには卒業アルバムの写真撮影を終えているが、今年度は新型コロナの感染拡大で修学旅行や運動会などが軒並み中止となり、予定していた35ページのうち5、6ページ分の写真が不足。普段の授業を記録して補う方針に切り替…
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