新侍従長の別所浩郎氏が抱負 「誠心誠意尽くしてまいりたい」

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宮内庁の侍従長に就任し、記者会見する別所浩郎氏=宮内庁で2021年4月1日午後(代表撮影)
宮内庁の侍従長に就任し、記者会見する別所浩郎氏=宮内庁で2021年4月1日午後(代表撮影)

 天皇陛下の側近トップである侍従長に1日就任した別所浩郎(こうろう)氏(68)が同日夜に宮内庁で記者会見し、「力の及ぶ限り誠心誠意尽くしてまいりたい」と抱負を語った。一方、同日付で退任した小田野展丈(のぶたけ)氏(73)も会見し、「お代替わりという歴史的な出来事に(側近トップとして)お仕えできたことは身に余る光栄なことだった」と感想を述べた。

 別所氏は外務省出身で韓国大使、国連大使などを歴任。2020年1月から侍従次長を務めていた。侍従長の仕事について「(陛下は)象徴天皇として何がふさわしいかを考えて行動しておられる。そのために少しでもお役に立てれば。そういう役目だと思う」との認識を示した。

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