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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマー「人権に関する懸念が最悪の形で」特別報告者務めた李亮喜氏

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座礁したボートから救助されたロヒンギャの人々。バングラデシュの難民キャンプを出てきたという=インドネシアの東アチェ州で2021年6月4日、AP
座礁したボートから救助されたロヒンギャの人々。バングラデシュの難民キャンプを出てきたという=インドネシアの東アチェ州で2021年6月4日、AP

 国連で2014~20年にミャンマーの人権問題を調査する特別報告者を務めた韓国・成均館大の李亮喜(イヤンヒ)教授が毎日新聞の電話取材に応じた。2月にミャンマー国軍がクーデターを起こし、これに抗議するデモ隊を弾圧していることについて「ミャンマーの人権に関する懸念が最悪の形で現実のものとなった」と語った。

 李氏は07~11年に国連子どもの権利委員会の委員長を務めた児童心理学の専門家。人権分野にも通じ、特別報告者としてミャンマー西部ラカイン州の少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」への人権侵害などの調査にあたった。

 しかし、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)政権に入国を拒否され、…

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