安全対策や課題検証 「自動運転サービス」実証実験 10月11日から高畠で開始 /山形

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秋田県上小阿仁村で実施している自動運転サービスの車両。山形県高畠町も同じ車両を使う=国土交通省提供(画像の一部を加工しています)
秋田県上小阿仁村で実施している自動運転サービスの車両。山形県高畠町も同じ車両を使う=国土交通省提供(画像の一部を加工しています)

 高齢者の公共交通手段として国が進める「自動運転サービス」の実証実験が、10月11日から高畠町で始まる。通院や買い物に行く町民を乗せて町の中心部を周回し、導入した際の安全対策や課題を検証する。期間は11月12日まで。【佐藤良一】

 実験は、全国18の地域で国土交通省が実施しており、秋田県上小阿仁村など3地域でサービスが始まっている。高畠町では、町や県が参加する地域実験協議会が計画を作成し、運営に当たる。

 走行ルートは、公立高畠病院を起点に、役場やスーパー、福祉施設などを経由して同病院に戻るまでの北ルート(1・8キロ)と南ルート(1・4キロ)。ゴルフ場で用いるカートタイプの車1台に5人まで乗車でき、運転手が監視しながらハンドルやアクセルを自動制御して、時速20キロ以下の低速で走行。自動運転区間の道路には、自動走行を制御する磁気マーカーを路面に埋め込んだ。

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