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ヤングケアラー

通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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ヤングケアラー相談窓口、県設置 24時間対応 電話、SNSで /大分

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 県は、家族の介護や世話を担う子ども「ヤングケアラー」について、本人や周囲の大人が直接相談できる電話窓口(097・546・1451)を設置した。24時間365日対応する。子育ての相談に長年取り組んできた相談員などが対応し、話を聞いたりアドバイスしたり、必要なら行政のしかるべき部署を紹介したりすることもある。

 県が昨年10、11月に実施した調査によると、回答した児童・生徒5万7259人のうち、1・3%に当たる724人が「世話をしている家族がいてやりたくてもできないことがある」と回答。進路変更や学校に行けないなど深刻な現状を訴える回答もあった。そのため、県は潜在的に支援が必要なヤングケアラーが県内にいるとみて、相談体制の整備が必要と判断した。

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