養蜂業に深刻な脅威、外来スズメバチを追え!
毎日新聞
2022/5/25 10:00(最終更新 6/1 13:56)
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日本の生態系を脅かす外来昆虫。中でも、九州などで発見例が相次ぐツマアカスズメバチの脅威は深刻だという。国立環境研究所生物多様性領域生態リスク評価・対策研究室長の五箇公一さんが解説する。
好物はミツバチ
4月28日と今月6日、外来昆虫ツマアカスズメバチの女王が相次いで福岡県内で発見された。これはかなり深刻な事態と捉える必要がある。
ツマアカスズメバチは東南アジアから中国南部が原産地とされ、2000年代に入ってから、韓国や欧州に侵入して分布を広げている。いずれも何らかの物資に女王バチが潜んでいて、移送されたものと考えられている。
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