ベルリン国際映画祭 フォーラム部門で日本の若手監督の作品2本上映
毎日新聞
2023/2/22 09:56(最終更新 2/22 10:00)
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開催中の第73回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門で、日本の若手監督の作品が2本、上映された。フォーラム部門は強い個性を持った作品を集めている。
出品されたのは清原惟監督の「すべての夜を思いだす」と太田達成監督の「石がある」。ともに東京芸大大学院の修了生で、互いの作品の助監督に付いた。今回はそろっての出品となった。
「すべての夜を思いだす」は18日に初上映。清原監督は大学院の修了作品「わたしたちの家」が2018年に同じフォーラム部門で上映されていて、2作続けての参加だ。東京・多摩ニュータウンを舞台に、世代の異なる3人の女性のエピソードを重ねる。劇的な展開があるわけではないが、それぞれの人物の感情を丹念にすくい取る。自主製作映画のコンテスト、ぴあフィルムフェスティバルの助成を受けて製作された。
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