地域おこし、ミニ独立国の先駆け 「新邪馬台国」歩み、本に 前宇佐市議・高橋さんが出版 /大分

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新邪馬台国の歩みを振り返った自著を手にする高橋宜宏さん=大分県宇佐市で
新邪馬台国の歩みを振り返った自著を手にする高橋宜宏さん=大分県宇佐市で

 1980年代に全国でブームとなった地域おこし運動、ミニ独立国の先駆けだった宇佐市の「新邪馬台国」の歩みを振り返る書籍「新邪馬台国建国50年史 上巻」を、前宇佐市議の高橋宜宏さん(71)が梓書院(福岡市博多区)から出版した。構想から10年間の激動の時期を描いており、リーダーだった高橋さんは「地域おこしに取り組む人の参考になれば」との思いを込め、執筆した。【宮本勝行】

 ミニ独立国は、実際には独立しないものの、地域を国に置き換えて独自の活動を展開し、メディアの注目を集めて活性化を図る取り組み。70年代前半に始まり、作家の井上ひさしが寒村による国家からの独立を描いた小説がベストセラーになったことで全国に広がったという。

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