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季語刻々

  • とりわくるときの香もこそ桜餅

     ◆昔 ◇とりわくるときの香もこそ桜餅 久保田万太郎 昨日は「大阪の見える高台鶯餅(うぐいすもち)」(小川弘子)を紹介したが、万太郎は東京の情緒を巧みに詠んだ俳…

    (2017年3月26日 03:27)

  • 大阪の見える高台鶯餅

     ◆今 ◇大阪の見える高台鶯餅(うぐいすもち) 小川弘子 鶯餅、草餅、桜餅、そして、あんパン、チョコレート、ドーナツなどが早春にはことにうまいと私は思う。早春は…

    (2017年3月25日 03:04)

  • 亀鳴くとうつつごころのなかりけり

     ◆昔 ◇亀鳴くとうつつごころのなかりけり 森澄雄 昨日は森潮(うしお)の「亀鳴くを聴くは俳人ばかりなり」を話題にしたが、澄雄は潮さんの父である。親子で季語「亀…

    (2017年3月24日 03:01)

  • 亀鳴くを聴くは俳人ばかりなり

     ◆今 ◇亀鳴くを聴くは俳人ばかりなり 森潮(うしお) 季語「亀鳴く」は季語中の季語かもしれない。亀は鳴かないのだが、俳人たちは、春の亀は鳴くと理解し、それを俳…

    (2017年3月23日 03:52)

  • 囀りつ翔ちひかりつつ塔去らず

     ◆昔 ◇囀(さえず)りつ翔(た)ちひかりつつ塔去らず 桂樟蹊子(しょうけいし) この句の「塔」は、たとえば古刹(こさつ)の三重塔や五重塔だろう。あるいは、学校…

    (2017年3月22日 03:02)

  • 囀れる鳥の名五つなら言へる

     ◆今 ◇囀(さえず)れる鳥の名五つなら言へる 大石悦子 ウグイス、ヒバリ、ホオジロ、カワラヒワ、メジロ……。あっ、スズメも。かろうじて私も五つ言えたが、実は小…

    (2017年3月21日 03:22)

  • 姉ゐねばおとなしき子やしやぼん玉

     ◆昔 ◇姉ゐねばおとなしき子やしやぼん玉 杉田久女 一人遊びをする子の切ない気分、それがこの句のしゃぼん玉の美しさだろう。現在、俳句人口の大半は女性が占め、俳…

    (2017年3月20日 03:50)

  • 身のなかの濡れゆくばかりしやぼん玉

     ◆今 ◇身のなかの濡(ぬ)れゆくばかりしやぼん玉 鈴木節子 「しゃぼん玉」「風船」「風車」「ぶらんこ」。これらの子どもの遊びは春の季語だ。遊びを通して季節に積…

    (2017年3月19日 03:37)

  • 球春をひとり投げ込む背中かな

     ◆昔 ◇球春をひとり投げ込む背中かな わたなべじゅんこ 「球春」を季語としていち早く取り上げたのは2006年刊の「季語集」(岩波新書)、12年発行の「季語きら…

    (2017年3月18日 03:12)

  • 球春は長嶋茂雄のことである

     ◆今 ◇球春は長嶋茂雄のことである ねじめ正一 作者には小説「長嶋少年」がある。長嶋いのちの少年の切ない物語だ。実は、作者は小学生時代から長嶋にあこがれ、長嶋…

    (2017年3月17日 03:07)

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