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季語刻々

  • 太古より墜ちたる雉子の歩むなり

     ◆昔 ◇太古より墜(お)ちたる雉子(きじ)の歩むなり 和田悟朗 太古、すなわち遠い昔から今の世へ落ちてきたのがキジだ、という句。キジに対するこの見方はすてきだ…

    (2017年4月24日 03:28)

  • さきほどの雉なるべし遠く啼く

     ◆今 ◇さきほどの雉(きぎす)なるべし遠く啼(な)く 本井英 この句のような情景に何度も会った。ケーンケーンと鳴くキジは少年時代からなんとなくなじみがある。草…

    (2017年4月23日 03:37)

  • チューリップ影もつくらず開きけり

     ◆昔 ◇チューリップ影もつくらず開きけり 長谷川かな女 昨日は「希(のぞ)まれて真(ま)つ黄(き)なりけりチューリップ」(玉藻)を話題にしたが、この花は色合い…

    (2017年4月22日 03:12)

  • 希まれて真つ黄なりけりチューリップ

     ◆今 ◇希(のぞ)まれて真(ま)つ黄(き)なりけりチューリップ 山尾玉藻 チューリップは希望されて、つまり見る人のリクエストであのような鮮やかな黄色だ、という…

    (2017年4月21日 03:38)

  • 春の雲ながめてをればうごきけり

     ◆昔 ◇春の雲ながめてをればうごきけり 日野草城 昨日、「活断層春の浮雲乗せしまま」(篤)を紹介したが、活断層という言葉が知られたのは1995年の阪神大震災以…

    (2017年4月20日 03:25)

  • 活断層春の浮雲乗せしまま

     ◆今 ◇活断層春の浮雲乗せしまま 安西篤 山か丘に立ち、眼下の風景を、活断層の広がり、と見たのだろう。目を上に向けると、ぽっかりと春の雲が浮いているが、それは…

    (2017年4月19日 03:47)

  • 春の野は気の広うなる初めかな

     ◆昔 ◇春の野は気の広うなる初めかな 杉山杉風(さんぷう) 雪がとけ、草木がもえ出すと、摘み草や花見などで野に出る。その時の気分を詠んだのが江戸時代の今日の句…

    (2017年4月18日 02:44)

  • 春野ですあの人この人遅刻です

     ◆今 ◇春野ですあの人この人遅刻です 陽山道子 「春野では草や木や花や虫や小川や雲やいっぱい道草が出来る理由がある。雲を眺めていると眠気に誘われることだってあ…

    (2017年4月17日 03:15)

  • 夜の桜うしろに暗き崖懸る

     ◆昔 ◇夜の桜うしろに暗き崖懸(かか)る 加藤楸邨(しゅうそん) 暗い崖を背景にしているので夜桜が浮き出している、という句。明と暗の対照が鮮烈だ。昨日は花時の…

    (2017年4月16日 03:10)

  • 花の夜情状酌量などしない

     ◆今 ◇花の夜情状酌量などしない 小西雅子 花の朝、花の昼、花の夕、花の宵、花の夜などと言い、花時は一日中、時刻に応じて微妙に異なる味わいを示す。今日の句、季…

    (2017年4月15日 03:05)

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