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季語刻々

  • 夕風や白薔薇の花皆動く

     ◆昔 ◇夕風や白薔薇(ばら)の花皆動く 正岡子規 きれいな夕風だ。薫風が吹いたのだろう。このきれいな句、実はわが家の問題作。娘が小学生だった時、学校で最初に習…

    (2018年5月20日 02:33)

  • きりもなく猫の眺める薔薇の雨

     ◆今 ◇きりもなく猫の眺める薔薇(ばら)の雨 内野聖子 「薔薇の雨」はバラの花にふりそそぐ雨。その雨を猫がいつまでも眺めている。猫は窓辺にいるのだろうか。どう…

    (2018年5月19日 02:55)

  • 不二ひとつうづみのこして若葉かな

     ◆昔 ◇不二(ふじ)ひとつうづみのこして若葉かな 与謝蕪村 「不二」は富士山。知人の俳諧学者、玉城司は「残雪の白と若葉の緑を対照的に配した大きな構図」とこの句…

    (2018年5月18日 02:46)

  • 若葉雨あの青空へ逃げこまう

     ◆今 ◇若葉雨あの青空へ逃げこまう 東蕾(ひがし・つぼみ) にわか雨が降って来たのだろう。空の一方は青空、その青空へ逃げようという句。句集「天青」(角川書店)…

    (2018年5月17日 03:11)

  • 苺買う今日はケーキをつくるんだ!

     ◆昔 ◇苺(いちご)買う今日はケーキをつくるんだ! 永六輔 「六輔 五・七・五」から。このような思いになるって、いいなあ。買われたイチゴもうれしそうだ。ケーキ…

    (2018年5月16日 02:46)

  • 苺摘む花また花を摘むごとく

     ◆今 ◇苺(いちご)摘む花また花を摘むごとく 鷹羽狩行 「花また花を摘む」がいいなあ。見事なイチゴを摘んでいるのだ。イチゴ農家だろうか。もし、イチゴ狩りの場合…

    (2018年5月15日 02:39)

  • 空がある毛虫の明日には空がある

     ◆昔 ◇空がある毛虫の明日には空がある 永六輔 作者は国民歌謡とも言うべき「上を向いて歩こう」の作詞者だが、毛虫にも、上を向いて這(は)おう、と呼びかけている…

    (2018年5月14日 03:05)

  • 毛虫焼く七十歳の蹉跌かな

     ◆今 ◇毛虫焼く七十歳の蹉跌(さてつ)かな 浜崎素粒子 「蹉跌」はつまずくこと。1968年に本紙に連載された石川達三の小説「青春の蹉跌」は、刊行されるとたちま…

    (2018年5月13日 02:46)

  • 夫恋へば吾に死ねよと青葉木菟

     ◆昔 ◇夫(つま)恋へば吾(われ)に死ねよと青葉木菟(あおばずく) 橋本多佳子 夫を恋しいと思ったとき、アオバズクが「死ねよ死ねよ」と鳴いた、という句。あの世…

    (2018年5月12日 03:04)

  • 仙台虫喰昼酒の利いてくる

     ◆今 ◇仙台虫喰(せんだいむしくい)昼酒の利いてくる 新井竜才 16日まで愛鳥週間(バードウイーク)である。センダイムシクイはスズメより小ぶりのウグイスの仲間…

    (2018年5月11日 03:33)

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