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季語刻々

  • 障子しめて四方の紅葉を感じをり

     ◆昔 ◇障子しめて四方(よも)の紅葉を感じをり 星野立子 「障子」は冬の季語だが、この句は紅葉が主体。秋の季語「紅葉」を、すでに冬の感じになった障子の内側で感…

    (2018年11月16日 02:45)

  • 紅葉山抜け来し鴉赤く塗る

     ◆今 ◇紅葉山抜け来し鴉(からす)赤く塗る 金丸和代 写生をしているのだろうか。赤いカラスを描いたが、そのカラスは紅葉山を抜けて来て、紅葉にすっかり染まったカ…

    (2018年11月15日 02:58)

  • 手袋に五指を分ちて意を決す

     ◆昔 ◇手袋に五指を分(わか)ちて意を決す 桂信子 昨日は猫の句だったが、動物って靴下や手袋を喜ぶだろうか。新美南吉に「手袋を買いに」という人気の童話がある。…

    (2018年11月14日 02:32)

  • 靴下手袋大嫌い俺猫だから

     ◆今 ◇靴下手袋大嫌い俺猫だから 前田吐実男 猫の気分になった句。作者は1925年生まれ。神奈川県鎌倉市に住んで、俳句結社「夢」を主宰する。今日の句は「俺、猫…

    (2018年11月13日 02:53)

  • 木練柿滴滴たり矣われも亦

     ◆昔 ◇木練柿(こねりがき)滴滴(てきてき)たり矣われも亦(また) 三橋敏雄 漢文の一節みたいな句だ。木練柿は樹上で熟れた柿。その柿が果肉や果汁をあたかも水の…

    (2018年11月11日 02:34)

  • 熟したる柿の炎の冷やかな

     ◆今 ◇熟したる柿の炎の冷(ひや)やかな 長谷川櫂 真っ赤な柿をもいで食べたのであろうか。「柿」も「冷やか」も秋の季語だが、季語を二つも使ったのは、熟柿(じゅ…

    (2018年11月10日 02:33)

  • 短日の胸厚き山四方に充つ

     ◆昔 ◇短日(たんじつ)の胸厚き山四方(よも)に充(み)つ 飯田龍太 「胸厚き山」という表現が冬の山の存在感を伝える。作者は山梨県の村に住み、昭和後期の俳壇で…

    (2018年11月9日 02:39)

  • 短日の声が飛び出す電子辞書

     ◆今 ◇短日(たんじつ)の声が飛び出す電子辞書 川島葵 「夜長」は秋。とすると、「短日」は秋の昼間? いやいや、昼間の短い「短日」は冬の季語だ。昨日から暦の上…

    (2018年11月8日 02:49)

  • かの窓のかの夜長星ひかりいづ

     ◆昔 ◇かの窓のかの夜長星(よながぼし)ひかりいづ 芝不器男(ふきお) 今日は立冬。早くも、という感じが私にはする。不器男の句は1929年、作者26歳の作。彼…

    (2018年11月7日 03:09)

  • 哀しみのかたちに猫を抱く夜長

     ◆今 ◇哀(かな)しみのかたちに猫を抱く夜長(よなが) 日下野由季 どんなふうに抱くのだろうか。「かたち」をあれこれ想像すると楽しい。想像しているうちに哀しみ…

    (2018年11月6日 02:43)

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