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今週の本棚・CoverDesign

  • 菊地信義・選 『光の人』

     時代を映すべく四苦八苦するカバーデザインが溢(あふ)れる平台で、桁外れの題字と画が、デザインを蹴散らかす。(菊地) NHK「プロジェクトX」の元プロデューサー…

    (2018年11月11日 02:04)

  • 菊地信義・選 『ヒロインズ』

     翻訳書のカバーに抗(あらが)うタイポグラフィーと捨て身の造本。装画から見返し、扉へ。徒(ただ)ならぬデザインが誘う。(菊地) ニューヨーク在住の作家が、小説の…

    (2018年11月04日 02:06)

  • 菊地信義・選 『月岡芳年伝 幕末明治のはざまに』

     吊(つる)されて男に斬られる女の陰画、飛び散る血はカバーに穿(うが)った穴から覗(のぞ)く表紙の赤色。本から流れた血の涙。(菊地) 菅原真弓著『月岡芳年伝 幕…

    (2018年10月28日 02:05)

  • 菊地信義・選 『私の美術漫歩』

     デザイナーに渡った、著者が記した書名のメモが、その佇(たたず)まいそのまま生かされたデザイン。手練の色と形。(菊地) 『私の美術漫歩』(若林覚著・生活の友社・…

    (2018年10月21日 02:15)

  • 菊地信義・選 『紋章と時間-諏訪哲史文学芸術論集』

     罫(けい)で囲った装画と小ぶりな文字へ心引かれた。書物という紛れも無い「物」自体を告げるデザインの標本。(菊地) 諏訪哲史著『紋章と時間-諏訪哲史文学芸術論集…

    (2018年10月14日 02:02)

  • 菊地信義・選 『静かに、ねぇ、静かに』

     触感のある地に分かち書きの題字を裏返し、部分で色も変えてある。ルビを見ても印象を結ばせぬたくらみ。(菊地) 芥川賞作家の本谷有希子著『静かに、ねぇ、静かに』(…

    (2018年10月7日 02:04)

  • 菊地信義・選 『何ものにも縛られないための政治学』

     交差する線の狭間(はざま)へ息を殺して潜む、タイポグラフィーの切迫した形相が、手に取らせた。内に滾(たぎ)るものあり。(菊地) アナキズム研究者による「無強制…

    (2018年9月30日 02:01)

  • 菊地信義・選 『文字渦』

     著者や題は活字で右上から左下へ、書の阿が左上から四文字。阿に斜めの意もある、文字が主役の物語か。(菊地) 第43回川端康成文学賞受賞作の円城塔著『文字渦』(新…

    (2018年9月23日 02:02)

  • 菊地信義・選 『リヒテンベルクの雑記帳』

     題字を朱で箔(はく)押し。以外の字と画は朱の印刷。一見一色刷りと見せる企(たくら)み。判子仕立ての社名も似合い。(菊地) ニーチェが「ドイツの散文の宝」と賞賛…

    (2018年9月16日 02:13)

  • 菊地信義・選 『チビクロ』

     写真と最小限の文字で構成した、寸たらずのカバーから覗(のぞ)く、絶妙なデザインの表紙は略フランス装。(菊地) 『チビクロ』(松本圭二著・航思社・3672円)よ…

    (2018年9月9日 02:06)

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