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今週の本棚・CoverDesign

  • 菊地信義・選 『うしろめたさの人類学』

     混ぜると灰色になる補色の桃色がカバー、青緑色が帯。うしろめたさの始末は無彩色になることか。批評が装幀(そうてい)になった。(菊地) エチオピアで調査研究を続け…

    (2019年03月24日 02:07)

  • 菊地信義・選 『わが人生の幽霊たち うつ病、憑在論、失われた未来』

     判型の寸法、縦横左右お構いなく、写真へ必要な文字を小振りなゴシックで連ねる。すげなさが心を誘う。(菊地) イギリスの現代思想家のマーク・フィッシャー著『わが人…

    (2019年03月17日 02:02)

  • 菊地信義・選 『ButとOr』

     版画集とあるが、画に添う文、その佇(たたず)まいも軽妙洒脱(しゃだつ)。カバーの拵(こしら)えといい、成熟したデザインのたまもの。(菊地) 『ButとOr』(…

    (2019年3月10日 02:05)

  • 菊地信義・選 『わが陶器造り』

     江戸の版本、袋の上書きを彷彿(ほうふつ)させる。墨一色の著者名、書名。カバーの祖型が今日日(び)のデザインの個性を問う。(菊地) 人間国宝で陶芸家の富本憲吉が…

    (2019年3月3日 02:13)

  • 菊地信義・選 『リスのたんじょうび』

     カバーの肌触りに目が潤み、小さな文字の濁点や画(かく)が滲(にじ)む。見返しから扉、本文へ。触感が物語りへみちびく。(菊地) オランダの作家、詩人、医師のトー…

    (2019年2月24日 02:08)

  • 菊地信義・選 『苦悩』

     原文の苦悩の文字に朱のマーキング。何気なさをデザインで仕留めた見事なカバー。肌触りも密(ひそ)か、読(よみ)へ誘う。(菊地) ナチス占領下のパリで強制収容所に…

    (2019年2月17日 02:06)

  • 菊地信義・選 『エアスイミング』

     猛猛(たけだけ)しく、弱々しく装うカバーが席巻する平台で、嫋(たお)やかな風情が心を引く。装いではないと感じるのは何故。(菊地) イギリスの劇作家、シャーロッ…

    (2019年2月10日 02:07)

  • 菊地信義・選 『日本のアール・ブリュット もうひとつの眼差し』

     内を覆い、告知するカバーではなく。内から溢(あふ)れるものが、外それ自体を問う表面がデザインされてある。(菊地) スイスで開かれた展覧会の図録の日本語版『日本…

    (2019年02月03日 02:07)

  • 菊地信義・選 『フェティッシュとは何か--その問いの系譜』

     促音(そくおん)が語の音へ人の意識を誘い、意味の失せた裸の語が、表題の問いへ心を誘う、絶妙なタイポグラフィー。(菊地) 西洋文明と未開社会の接触により生まれた…

    (2019年01月27日 02:13)

  • 菊地信義・選 『ファッションと哲学』

     ファッション解読の思想書にもかかわらず、軽快なカバーから見返しのデザインが端正な本文レイアウトへ誘う。(菊地) 『ファッションと哲学』(アニェス・ロカモラ、ア…

    (2019年01月20日 02:04)

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