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詩歌の森へ

  • ユーモアと死生観=酒井佐忠

     現代歌人集会(林和清理事長)の秋季大会が12月2日午後1時から京都市のアークホテル京都で開催される。席上、第44回現代歌人集会賞の山下翔の歌集『温泉』(現代短…

    (2018年11月13日 02:05)

  • 「震災詠」を考える=酒井佐忠

     東日本大震災から7年余がたった。その後も熊本地震や今年7月の西日本豪雨など平成は大災害の時代として終わろうとしている。そのとき俳句の言葉は力を持つことができる…

    (2018年11月5日 02:06)

  • 鶴見和子生誕100年=酒井佐忠

     <生命(いのち)細くほそくなりゆく境涯にいよよ燃え立つ炎ひとすじ>と、突然の病の後、鶴見和子は歌をつくった。不思議なことに10代で学んだ短歌がよみがえってきた…

    (2018年10月29日 02:14)

  • 長編小説のような=酒井佐忠

     永田紅の新しい歌集『春の顕微鏡』(青磁社)を手にする。歌集を読むとき、読む前から心が踊るような気持ちになるのは久しぶりのことだ。<どんな人と聞かれて春になりゆ…

    (2018年10月22日 02:08)

  • 甲斐の空の抒情=酒井佐忠

     <稲刈つて鳥入れかはる甲斐の空>。空の下には秋の白根山麓が私を見おろしている。福田甲子雄の句集『草虱(くさじらみ)』が蛇笏賞に決まった折、ご自宅に取材に訪れた…

    (2018年10月15日 02:05)

  • 今井杏太郎の世界=酒井佐忠

     待望の『今井杏太郎全句集』(角川書店)が刊行された。待望の、というのは一見、何事もないように飄々と言葉を紡ぎながら、優しい詩心を読者に与える「杏太郎俳句」のフ…

    (2018年10月8日 02:02)

  • 「狩」創刊40周年=酒井佐忠

     鷹羽狩行氏の俳誌「狩」の創刊40周年記念大会と米寿をかねた祝賀会が山形市のホテルで行われた。生地は山形県新庄市。過ごしたのは5歳までだが思いの深い土地。あじさ…

    (2018年10月1日 02:16)

  • 在るがままの系譜=酒井佐忠

     横山岩男の歌集『青桐』(飯塚書店)を開く。横山は歴史ある歌誌「国民文学」を発行するベテラン歌人。ひたむきに真摯(しんし)に確かな生の実感を詠う。 <余剰なる言…

    (2018年9月24日 02:05)

  • 人と言葉への信頼=酒井佐忠

     <母が家の寒紅梅をもらひきし>。山本洋子の最新句集『寒紅梅』(角川書店)の一句。母はとうにいないが、かつて母の家から根つきの紅梅の枝を切り、わが家の庭先に植え…

    (2018年9月17日 02:04)

  • 『塩の行進』のこころ=酒井佐忠

     春日いづみの最新歌集『塩の行進』(現代短歌社)を手にする。歌人は聖書翻訳にとり組む敬けんなクリスチャン。長く岩波ホール上映作品のシナリオ採録も続けてきた。すべ…

    (2018年9月11日 02:09)

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