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詩歌の森へ

  • 八戸からの発信=酒井佐忠

     <風紋に残す靴跡やませ寒(ざむ)>。青森県は八戸で俳誌「たかんな」を創刊して活躍する藤木倶子の句。「やませ」は北日本の太平洋岸に吹く冷たく湿った風のこと。句が…

    (2018年7月23日 02:05)

  • ついに「海程」終刊号=酒井佐忠

     ついに56年の歴史を閉じる俳誌「海程」終刊号が届いた。2018年7月、544号だ。<梅咲いて庭中に青鮫が来ている><人体冷えて東北白い花盛り>。日常の感覚から…

    (2018年7月16日 02:03)

  • 竹下しづの女伝=酒井佐忠

     竹下しづの女(じょ)は近代女性俳句の先駆的存在。北九州は福岡。杉田久女とともに、俳句文芸に女性への道を開いた。久女が情念的発想だったのに対し、しづの女は徹底し…

    (2018年7月10日 02:02)

  • 小中英之を訪ねて=酒井佐忠

     小中(こなか)英之の歌集『わがからんどりえ』。前衛短歌の時代が終わったあと、多くの青年歌人に愛された伝説的歌集。孤に耐え、流れるような旋律と漂流の精神が漂う歌…

    (2018年7月2日 02:04)

  • 馬場あき子を読む=酒井佐忠

     馬場あき子の後期作品を会員の一人一人がていねいに読む。そこから見えてくるものがある。女性歌人の先頭で、戦後から現代の短歌を牽引してきた。歌集『青い夜のことば』…

    (2018年6月25日 02:10)

  • 感覚と意味の差異=酒井佐忠

     ここにいる<われ>と微妙な差異のある<われ>と。その「ずれの感覚」が短い俳句の言葉に現れる。<われ>だけではない。ある<物体>に対したときの一瞬の感覚と意味の…

    (2018年6月18日 02:05)

  • 『塚本邦雄の宇宙』=酒井佐忠

     戦後短歌最大の巨匠、塚本邦雄の作品を評論家として支えた菱川善夫。従来の短歌のシーンを変えた塚本の仕事は、盟友の菱川の理論とともにあった。菱川が亡くなる2週間前…

    (2018年6月12日 02:09)

  • 女性3代の俳句愛=酒井佐忠

     第一回「今日の花会」の俳句大会と講演会が東京都内のホテルであった。「今日の花」とは、いま、ここに咲く花。今日の心を新しくしようという中村汀女の言葉だ。汀女が創…

    (2018年6月4日 02:03)

  • 一羽の鳩のために=酒井佐忠

     没後20年となる今年、須賀敦子の若書きの詩が初めて発見され、『須賀敦子詩集 主よ 一羽の鳩のために』(河出書房新社)として刊行された。イタリア文学をこよなく愛…

    (2018年5月28日 02:02)

  • 新たな「万太郎論」=酒井佐忠

     <湯豆腐やいのちのはてのうすあかり>などの句でよく知られる久保田万太郎。戯曲作家、小説家として著名な万太郎の俳句が持つ不思議な魅力に挑戦した著書が出た。若手俳…

    (2018年5月21日 02:02)

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