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論の周辺

本や雑誌をはじめ世に飛び交う「論」から、さまざまな話題・現象について考える。

  • 「詳細」の喪失という危機

     解剖学者の養老孟司さんの評論集『神は詳細に宿る』(青土社)が刊行された。10年前から昨年までの間、雑誌に発表した8編の集成で、インタビューや講演の収録といった…

    (2019年02月18日 12:56)

  • 「メディア議員」が示すもの

     統一地方選と参院選が行われる12年に1度の「亥年(いどし)選挙」の年、各政党や候補予定者らは動きを活発化させてきた。メディア戦略では、新聞・雑誌やテレビに加え…

    (2019年01月28日 15:02)

  • 文化の発信地としての書店

     誰にでも「思い出の本屋さん」があるのではないか。記者の場合も子供の頃から年代ごとに、いくつかの書店の姿が浮かび上がってくる。中でも特別な一つが、東京・池袋の西…

    (2018年11月12日 12:19)

  • ベストセラーが映す時代

     ベストセラーは時代を物語るものとして、よく取り上げられる。大正教養主義を代表する本といえば、何と言っても阿部次郎(1883~1959年)の『三太郎の日記』だろ…

    (2018年10月1日 15:02)

  • 創造の基盤を照らし出す

     この夏、評論家の三浦雅士さんが刊行した『孤独の発明 または言語の政治学』(講談社)は、驚くべき構想力を持つ論考だ。人間という存在の根源を、文学や舞踊、演劇とい…

    (2018年9月10日 13:02)

  • 論客の死がもたらす空白

     1月に78歳で自死した評論家、西部邁(すすむ)氏の著書刊行が相次いでいる。新装版などの再刊も含むが、半年足らずの間で10冊近くに上り、保守派の論客としての存在…

    (2018年7月2日 12:41)

  • 「大正」という参照軸

     平成の時代は来年で幕を閉じることになったが、この31年という期間を考えると、なかなか興味深い。大まかにいうと、それは64年を数えた昭和の約半分であり、15年続…

    (2018年6月4日 12:39)

  • 「リズム」という視点の新鮮さ

     劇作家・評論家の山崎正和さんが、評論『リズムの哲学ノート』(中央公論新社)を刊行した。「私の半世紀にわたる著作履歴のなかで、画期的な一冊」と、あとがきに記して…

    (2018年5月7日 12:52)

  • 「60年安保」指導者の後半生

     島成郎(しげお)(1931~2000年)といえば、「60年安保闘争」を主導したブント(共産主義者同盟)の書記長だった人物として知られる。ブントは全学連(全日本…

    (2018年3月12日 12:25)

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