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もう一度食べたい

  • 西伊豆・土肥の白びわ 果汁が豊富、濃厚な味

     「有る」と分かっていながら、なかなか味わえない果物がある。西伊豆・土肥(静岡県伊豆市)の特産・白びわである。生産量が少なく、収穫も5月末から6月初めの「ほんの…

    (2017年06月25日 02:02)

  • 鳴門ミカン 昔ながら心地よい酸っぱさ

     「初夏を迎えるたび、思い出すミカンがある。夏ミカンそっくりの実で、田舎では『なると』と呼んでいた。夏ミカンより少し甘く、果汁がとても豊富だった。あのミカンは今…

    (2017年05月28日 02:48)

  • 高知の飴「松魚つぶ」 戦前から続くニッキ味

     平べったい板のような飴(あめ)に、小さな金づち形の割る道具が付いているものです--。便箋2枚につづられた探し物。その飴は四十数年前、高知への修学旅行の際に「叔…

    (2017年04月23日 03:15)

  • ワシントンネーブル 春の弁当彩る、だいだい色

     「どうも違う。香りは同じなのだが、昔のネーブルとはどこか違う」。そんな思いを、もう何年も抱いている。果肉に密着し、ポロポロと欠けるようにしかむけなかった硬く薄…

    (2017年03月26日 02:06)

  • つぼ焼きいも 時間をかけて、まろやかに

     街で「いしやきいも--」の声を聞くたび、思い出す焼きいもがある。石焼きでなく、サツマイモを大きな「つぼ」のなかにつるして焼く「つぼ焼き」である。同じ思いを岩手…

    (2017年02月26日 02:20)

  • ゆで干し大根 寒の季節、独特の甘い匂い

     「寒の季節を迎えるたび、お袋の干し大根づくりを思い出す。細長い短冊状に切った大根を釜でゆで、それをムシロに広げて天日干しする。滋味に富んだ、あの干し大根をもう…

    (2017年01月22日 02:25)

  • イワタケ 仙人が食す深山の珍味

     「これを最初に食べたのは仙人ではなかろうか」。そう思った食べ物がある。深山の岩壁に生えるイワタケの酢の物。味わったのは粋な料亭でも、食堂でもない。空が三角に見…

    (2016年12月25日 03:05)

  • アメリカ芋(七福芋) 島の大地が育む甘い蜜

     「戦前、戦中の幼いころに食べた『アメリカ芋』。表皮、中身とも白色のずんぐりした形で、粘りがあって甘く、ホクホクした食感でした。あの甘藷(かんしょ)をぜひとも探…

    (2016年11月27日 02:24)

  • 小さな柿 あまんどう 甘みに夢中、今は庭木に

     その黄色い実は突然、視界に飛び込んできた。佐原の大祭(千葉県香取市)からの帰り、大渋滞に巻き込まれ、運転席からふと見た家の庭先にあったのだ。枝をしならせるほど…

    (2016年10月23日 02:23)

  • 黄色いザクロ 「冬の香り」運ぶ珍果

     探し物は赤のフェルトペンで「ザクロ」と書かれていた。その3文字を目にしたとき、それほど興味が湧かなかった。「季節が来れば店頭に並ぶはず。懐かしの果物とまでは言…

    (2016年09月25日 02:13)

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