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大岡信と戦後日本

86歳で死去した詩人、大岡信氏は詩作のみならず、評論、随筆、翻訳で数多くの著作を残した。評論の対象も美術、音楽、演劇など幅広い芸術に及んだ。連句、連詩にも取り組んだ。そうした大岡氏の多面的な仕事を通し、戦後日本の文化・芸術のありようを検証していく。

  • /7 詩壇の真ん中へ 批評家としての登場

     1954~55年に『戦後詩人全集』(全5巻)を出版したのは、伊達得夫(20~61年)が社主の書肆(しょし)ユリイカである。後に雑誌『ユリイカ』(第1次、56~…

    (2018年10月3日 13:16)

  • /6 50年代の詩壇 「感受性の祝祭」の到来

     大岡信(まこと)は1953(昭和28)年春に東大を卒業、読売新聞の外報部記者となる。ここから3、4年の間に、彼は詩と詩論の両面で目覚ましい活躍を見せた。いや、…

    (2018年9月5日 15:02)

  • /5 恋愛という転機 「魂の向日性」持つ女性と

     「確かにこの詩を見せられた記憶があります。信(まこと)さんの家へ行った時に、ノートを見せてくれました」 大岡信の妻かね子さん(87)は7月中旬、静岡県裾野市の…

    (2018年8月1日 15:04)

  • /4 朝鮮戦争の時代 暗鬱な青春の感覚を定着

     大岡信(まこと)の東京での学生時代はほとんど戦後の占領期と重なる。彼は後年、大学の頃をこう書いている。 <朝鮮戦争の時代である。血のメーデー、火焔(かえん)ビ…

    (2018年7月4日 12:37)

  • /3 一高・東大時代 水を得た魚のように

     大岡信(まこと)は1947(昭和22)年春、旧制一高に入学し、50年春に東大文学部国文科へ進む。一高でフランス語クラス(文科丙類)にいてフランス詩に親しみを深…

    (2018年6月6日 13:06)

  • /2 父と教師たち 特異な思想環境が下地に

     大岡信(まこと)の初期の詩に「朝の頌歌(ほめうた)」がある。1947(昭和22)年1月、15歳の時に作られ、「朝は 白い服を着た少女である」の1行から始まる。…

    (2018年05月02日 13:02)

  • /1 焼け跡からの出発 同人誌『鬼の詞』を創刊

     <真昼野の山田の畔(くろ)を一人行けば青き麦萌(も)ゆ生命(いのち)ひた燃ゆ> 1946(昭和21)年2月、ガリ版刷りの同人雑誌『鬼の詞(ことば)』第1号に掲…

    (2018年04月04日 12:00)

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