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忘れられた高齢者

知的障害のある彼や彼女たちはどんな時代を、どう生きてきたのか。障害者の高齢化問題にいち早く取り組んできた「のぞみの園」を舞台に報告する。

  • /8止 「独学」や「経験」が支えに

     「認知症ケア専門士」。渡された名刺には、そう印字されていた。群馬県高崎市の国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」に勤める職員の一人、登坂庸平さんが2015年…

  • /7 地域の「受け皿」探し厳しく

     ご飯と主菜、2品の副菜。ダウン症で認知症の和美さん(67)=仮名=の昼食がトレーに並ぶ。どれも、ペースト状にした食材をムースかゼリーのように固めたもの。嚥下(…

  • /6 周囲の偏見、家族の事情

     2月末の週末。兄(77)の姿を視界にとらえると、和美さん(67)=仮名=は両目を大きく開き、面会に訪れた兄夫妻に向かって左手を差し出した。その手を兄が握る。「…

  • /5 時代が違っていたら…

     「赤ちゃんは誰がみてるんや?」 「浅田さん、大丈夫か?」 群馬県高崎市の国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」。開設5年後の1976年から勤務している研修・…

  • /4 「ともえちゃん」と一緒

     寮の食堂には、午後の光が差し込んでいた。窓側の席から史子さん(89)=仮名=が記者に手招きし、両手で抱いた女の子の人形を見るよう促した。「ともえちゃん」。自ら…

  • /3 入所契約は後見人が

     <本人の成年後見人として次の者を選任する> 2014年12月、群馬県高崎市の国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」で暮らす知的障害者で認知症の泰夫さん(67…

  • /2 いつまで散歩できるのか

     スニーカーに履き替え、頭には転倒によるけがを防ぐためのヘッドギア。群馬県高崎市の国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」で暮らす知的障害者で認知症の泰夫さん(…

  • /1 教育奪われ施設でずっと

     <くらしナビ・ライフスタイル> ●障害者が認知症に 2010年2月。重い知的障害がある泰夫さん(67)=仮名=の言動は、この時期を境に、目に見えて変化し始めた…

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