第1部 博士/7 企業勤務も一長一短 景気悪化で変わる形態 /京都
今年のノーベル賞では、リチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)の化学賞受賞が決まり、日本人のノーベル賞受賞者は吉野さんを含め27人(…
基礎研究基盤の揺らぎ、資金不足や就職難、高学歴ワーキングプアなど、研究現場を巡る問題は顕在化して久しいが、構造的な問題のため、効果的な解決策は見いだされていない。研究者・研究現場・学生はどう模索するのか。大学の町・京都から紹介する。
今年のノーベル賞では、リチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)の化学賞受賞が決まり、日本人のノーベル賞受賞者は吉野さんを含め27人(…
「京都市内で単身者が生活するには、最低でも月に男性が24万5785円、女性は24万2735円が必要」――。京都地方労働組合総評議会は今年5月、組合員対象のアン…
京都市左京区の京都大吉田キャンパスの一角で7月、博士号取得後のキャリアパスに関する講座が開かれていた。講師は高い専門性を持ちながらもアカデミア(大学・研究機関…
「結婚や将来のことを考えると、就職しかなかった」。京都大の文系の修士課程2年の男子院生は学者を志して一度は博士課程進学を検討したが、同じ研究室の先輩が経済的に…
「博士離れによって大学の研究のアクティビティーが低下し、我が国の学術研究の地盤沈下を招くことを危惧している」 博士課程進学者が減ることの問題点について、東京大…
「学振が決まって良かった。学振抜きに博士課程進学は考えられないですから」。生物系を専攻する京都大大学院博士課程1年の男性(24)はそう言って、ほっとした表情を…
第一生命が毎年行っている「大人になったらなりたいもの」調査で、2018年は3位に「学者・博士」が入っていた。日本はノーベル賞受賞者を多く輩出しており、博士や学…
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養鶏業界を巡る汚職事件は15日、吉川貴盛元農相(70)が在…
観衆の投げ銭を糧に生きるまれな芸風から「伝説の大道芸人」と…
自分の日常を揺るがすものとの出合い――。編集者・ライターで…