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理学博士・佐治晴夫さんが語る「ドイツ・レクイエム」

理学博士の佐治晴夫さん

 今年も残すところ数日になりました。この季節になるといつも聞こえてくるのがベートーベンの合唱付き交響曲「第九」です。しかし、その一方で静かに聴いてみたくなるのがブラームスの「ドイツ・レクイエム」です。

 「レクイエム」といえば、死者を悼む典礼音楽のような印象があります。見方を変えれば、私たち人間の限られた一生の長さを永遠なるものにつなげる慰めの音楽であるともいえます。この曲は静かな前奏に続いて、新約聖書、マタイによる福音書第五章4節から始まります。「悲しみを抱くものたちは幸いである。なぜなら彼らはきっと慰められるからである」。そして、詩編第126編5、6節と続きます。「涙を流しながら種をまく者たちは、喜びにあふれて刈り取るであろう。彼らは、泣きながら出ていくが、帰りにはあふれる喜びとともに穀物の束を持ってくるのだ」

 いずれも艱難(かんなん)辛苦が喜びによって報いられることへの希望が語られています。そして、根底には…

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