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アンコール

エルガーへの共感伝わる ジョナサン・ノット指揮 東京交響楽団「ゲロンティアスの夢」

Photo by N. Ikegami/TSO

 ジョナサン・ノットが自ら音楽監督を務める東京交響楽団とともに、イギリスを代表する作曲家、エルガーの「ゲロンティアスの夢」を演奏した。ノットはイギリス出身ではあるが、この大作を指揮するのはこの日が初めてであった。満を持しての上演といえよう。

 「ゲロンティアスの夢」は、バーミンガム音楽祭からの委嘱に応えて作曲されたオラトリオ。1900年のバーミンガムでの初演は、準備不足により、失敗に終わったといわれている。しかし、1902年のドイツ公演でリヒャルト・シュトラウスに称賛され、国際的に評価を得る。1903年にロンドンで上演。以来、イギリスでは、ヘンデルの「メサイア」、メンデルスゾーンの「エリア」とともに、三大オラトリオと称されるようになった。

 枢機卿ジョン・ヘンリー・ニューマンの同名の宗教的な詩に基づき、一人の老人(ゲロンティアス:Gero…

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