アート・書
-
戦国武将の名刀展示 約550振り所蔵の博物館、名古屋に
2024/4/25 16:48 441文字戦国武将が手にした名刀の数々を展示する名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」が5月1日、名古屋市中区栄にオープンする。オンラインゲーム「刀剣乱舞」をきっかけに若い刀剣ファンが増え、インバウンド需要も見込めることから、東海地方の新たな観光スポットになりそうだ。 博物館は東建コーポレーション(本社・名
-
特集ワイド
森下洋子75歳、平和を舞う バレエとは生きること 戦乱の世に舞台から
2024/4/25 13:01注目の連載 2928文字日本のバレエ界を長きにわたりけん引してきたバレリーナの森下洋子さん(75)は、舞踊歴72年目を迎えてもなお一線の舞台に立ち続ける。「東洋の真珠」と絶賛されたその正確な技術と表現力は健在だ。被爆地・広島で生まれ育った森下さんの舞を支えるのは「平和への強い祈りや願いをこめて舞い、素晴らしい舞台をお届け
-
三毒狩り
/203 東山彰良 画 信濃八太郎
2024/4/25 13:01 938文字すっかり気が動転した佟雨龍は不明瞭な声を漏らし、あちこちに目をめぐらせ、おのれの両手を見下ろし、その手で頰に触れてみた。弾力のある肉が押し返してきた。まるで白昼夢でも見たような気分だった。おれはずっとこの場を動かなかったんじゃないのか、と訝(いぶかし)むのも無理からぬことである。いましがた目にした
-
書の世界
「Ten・ten 2024 in 横浜赤レンガ倉庫」 革新、驚きの用具用材で
2024/4/25 13:01 604文字「Ten・ten2024in横浜赤レンガ倉庫~書・今・旬~」(29日まで、横浜赤レンガ倉庫1号館2階)は今年も、まるでホームグラウンドになったかのような場所で「書って何?」と問い掛け続けている。 出品者は50人。書の革新を狙っている書展だけに、実に多彩な作品が並ぶ。 石井抱旦さん「明日への手紙」=
-
建築 高橋一平 笛吹みんなの広場 街と共鳴、巨大な膜屋根=評・五十嵐太郎
2024/4/25 13:00 926文字4月に筆者も審査員をつとめた第5回日本建築設計学会賞の審査が行われ、後藤武+後藤千恵の自邸が大賞に選ばれた。通常の仕事と違い、建築家自身が施主をつとめる住宅は、デザイン思想が明快に打ちだせる格好のプロジェクトである。実はこの賞において自邸が大賞となるのは3度目だった。逆に不特定多数の人が使うのが、
-
-
書展クリップ
第45回三鷹書人の会書展
2024/4/25 13:00 137文字28日まで、東京・三鷹市美術ギャラリー第1、第2展示室 友野浅峰さん「五福」=写真[1]▽平井侗子さん「梨の花ほのけく白く……」=同[2]▽内門律華さん「上古」=同[3]▽樺澤雄山さん「蓼花」▽原奈緒美さん「めぐりあひて見しやそれとも……」▽川上梨亭さん「含哺鼓腹」など。
-
北海道銀行の巨大レリーフ、撤去 「貴重な文化財」 再展示目指す
2024/4/25 10:13 558文字北海道銀行本店が入っていた札幌市中央区の道銀ビルディングで、彫刻家の本郷新らが制作した巨大なレリーフ「大地」の撤去作業が24日まで行われた。96枚のポリエステル樹脂板が一枚ずつ慎重に取り外されていった。ビル完成から60年にわたって展示されたが、再開発に伴うビル解体のため撤去が決定。しばらくは市内の
-
毎小ニュース
文化 進化する「きかんしゃトーマス」 多様性を大切に
2024/4/25 06:07 1923文字小(ちい)さな青(あお)い蒸気(じょうき)機関車(きかんしゃ)トーマスと仲間(なかま)たちを描(えが)いたアニメ「きかんしゃトーマス」。イギリスで初(はじ)めてテレビに登場(とうじょう)して今年(ことし)で40年(ねん)を迎(むか)え、日本(にっぽん)ではNHK・Eテレなどで放送(ほうそう)されて
-
「一所懸命」で連携 元寇ゆかりの地へ呼びかけ 松浦市 /長崎
2024/4/25 05:19 416文字鎌倉時代の元寇で活躍した武士にゆかりのある7県の25市町・区が歴史史料の研究などで連携するネットワークの発足式が22日、福岡市で開かれた。1274年の「文永の役」から今年で750年となるのを機に、沈没船の発見例がある松浦市が呼びかけた。 参加するのは神奈川県鎌倉市や熊本市など。各自治体の首長らが出
-
信心具の鋳型発見 「島原の乱」舞台、原城跡で 南島原市 /長崎
2024/4/25 05:19 457文字江戸時代初期にキリシタン農民らが蜂起した「島原の乱」の舞台「原城跡」(南島原市)の発掘調査に関して、同市は23日、城に撃ち込まれた幕府軍の銃弾をキリシタンがコインの形の信心具に加工するために使ったとみられる鋳型などが見つかったと明らかにした。 ◇幕府軍の銃弾作り替え 市は遺跡の保存や整備を目的とし
-
-
足立美術館所蔵・横山大観展
作品紹介/5止 彩管報国の思いを託し /福岡
2024/4/25 05:18 466文字◇「龍躍る(山海二十題之内)」1940(昭和15)年、足立美術館所蔵 「山海二十題」は、1940(昭和15)年、大観が自らの画業50年と紀元2600年を記念して描いた、「山に因(ちな)む十題」と「海に因む十題」からなる20点の連作である。 1937(昭和12)年の日中開戦以来、美術界でも絵筆で国に
-
北九州帆船模型クラブ 冒険とロマン、43作品 市立美術館アネックス /福岡
2024/4/25 05:18 360文字第62回北九州芸術祭(北九州文化連盟、毎日新聞社主催)の同連盟準会員、北九州帆船模型クラブ「ザ・マスト」が、「冒険とロマンの帆船等模型展」を北九州市立美術館アネックス市民ギャラリー(戸畑区)で開催している。28日まで、入場無料。 同クラブは、帆船模型作りを趣味の世界から美術・工芸へ広げようと202
-
ピアノの名器、独り占め 「ベーゼンドルファー」体験会 養父で受け付け開始 きょうから /兵庫
2024/4/25 05:16 765文字「世界三大ピアノ」と称されるうちの一つオーストリアの「ベーゼンドルファー」の演奏体験会が6月7~9日、養父市大屋町の市立おおやホールで開かれる。貸し切り状態のステージ上で、美しい響きの名器を独り占めできる恒例の企画。1人1枠60分間限定。1枠1000円。受け付け開始は4月25日午前8時半。【浜本年
-
紀の川出身 近代医学の礎築いた医師顕彰 松山棟庵、功績に光を 市民団体発足 /和歌山
2024/4/25 05:13 794文字慶応義塾で学び日本で初めて英語医学書を翻訳するなど、日本の近代医学の礎を築いた紀の川市出身の医師、松山棟庵(1839~1919年)を顕彰する市民団体「尊生舎 松山棟庵プロジェクト」が発足した。棟庵の兄が1888年に建てた母屋が残る棟庵生誕地(紀の川市桃山町神田)を所在地とし、周辺の整備や棟庵の事績
-
来月19日、道の駅で開講 「医師・青洲」を知る 文献から人間像 紀の川 /和歌山
2024/4/25 05:13 474文字全身麻酔を使った乳がん摘出手術を世界で初めて行ったとされる江戸時代の医師、華岡青洲(1760~1835年)について文献を通して学ぶ講座「華岡青洲学」が5月19日、紀の川市西野山の道の駅「青洲の里」で開講する。青洲の生涯について研究している市那賀地区公民館上名手分館長の谷脇誠さん(75)が講師を務め
-
-
キタ・ミナミ、歴史歩き 大阪歴博で企画展 ツアーも /大阪
2024/4/25 05:13 554文字大阪を代表する繁華街「キタ」と「ミナミ」にまつわる近世~昭和中期の歴史・文化の資料を取り上げ、街の魅力に迫る特別企画展「おおさか街あるき―キタ・ミナミ―」が大阪歴史博物館(大阪市中央区)で開かれている。6月3日まで。 展示には、キタは中之島―堂島―曽根崎―阪急百貨店―大阪駅、ミナミは高津宮―道頓堀
-
茶筌の魅力 生駒市が動画発信 歴史500年、国外誘客にも一役 /奈良
2024/4/25 05:12 315文字生駒市は、約500年の歴史を持つ伝統的工芸品・茶筌(ちゃせん)の魅力を国内外に伝える動画=写真・市提供・QRコード=を作り、市の公式ユーチューブで公開を始めた。市北部・高山地区は国内唯一の茶筌づくりの里で、禅の教えや抹茶文化との関係、「一子相伝」の茶筌製造の技の一端を紹介している。 市は、伝統産業
-
国重文「文華殿」足場から見学 屋敷内外の状況公開 27日から橿原神宮 /奈良
2024/4/25 05:12 477文字橿原神宮(橿原市)は27日~5月6日、保存修理中の国重要文化財「文華殿(旧織田屋形)」を一般公開する。鳳凰(ほうおう)が彫刻された豪華な欄間や、瓦を外した屋根の下地など屋敷内外の状況を足場から見学できる。 文華殿は元々、現在の天理市にあった柳本藩の御殿の一部で、江戸末期の建築。1967年に橿原神宮
-
伝統と自由尊ぶ96歳 秩父・白久串人形芝居 先代座長の高野さん 5年ぶり公演で黒子 /埼玉
2024/4/25 05:10 1020文字秩父市の伝統芸能「白久(しろく)串人形芝居」を演じる人形座の先代座長、高野晴信さん(96)は、活動歴75年で「師匠」と呼ばれる存在だ。5年ぶりに発祥の地での開催となった21日の定期公演では、裏方に徹しながら台本を手元に置き、仲間の舞台に目を注いだ。自由を重んじつつも基本を忠実に守る頑固さは、この日
-
はじめてさんもご一緒に 日本舞踊「春乃流」 来月から体験会 /京都
2024/4/25 05:09 433文字京都で最も新しい日本舞踊の流派の一つ「春乃流」が5月から初心者向けの体験教室を京都市中京区内で開催する。5月18、25日、6月15、29日の計4回稽古(けいこ)し、7月7日に府立文化芸術会館(上京区)で開かれる「ゆかた会」で成果を発表する。 春乃流は2006年に創流し、小学4年から60代まで男女1
-