舞台・芸能
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宝塚劇団員死亡 「改善すべきことは無数に」 遺族側弁護団が苦言
2024/3/28 20:57 1552文字娘の尊厳を守りたい一心で、今日まできました――。宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(当時25歳)が2023年9月に死亡した問題は、28日に当事者間でパワーハラスメントを認める合意書を締結するなど節目を迎えた。遺族側弁護団は女性の母親のコメントを公表し、歌劇団側のこれまでの姿勢には「反省し改善
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日本芸術院賞に隈研吾さんら9人 隈さんら3人には恩賜賞
2024/3/28 19:58 848文字日本芸術院は28日、優れた芸術活動を表彰する2023年度日本芸術院賞に建築家の隈研吾さん(69)ら9人を選んだ。隈さん、小説家の多和田葉子さん(64)、能楽ワキ方福王流十六世宗家の福王茂十郎さん(80)の3人には特に業績が顕著として恩賜賞も贈る。 ほか6人は日本画家の大矢紀さん(88)、洋画家の町
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対応に追われたテレビと吉本 松本人志さん「性加害」裁判注視
2024/3/28 18:02 1173文字お笑いタレント、松本人志さん(60)は1月、「裁判に注力する」として活動を休止した。出演していたレギュラー番組をすべて降板し、各テレビ局は番組名変更などの対応に追われた。昨年、旧ジャニーズ事務所の性加害問題の際は番組スポンサーの企業が次々と撤退するなど、性加害問題に対する人権意識は高まっている。各
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ヘアアイロンでやけど、謝罪なし…宝塚側が認めたパワハラの数々
2024/3/28 17:36 2153文字宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(当時25歳)が2023年9月に死亡した問題で、歌劇団を傘下に置く阪急阪神ホールディングス(HD)と遺族側は28日、歌劇団宙(そら)組の上級生らによる14件のパワーハラスメントを認定し、歌劇団側に女性への安全配慮義務違反があったとする合意書を締結した。慰謝料
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宝塚歌劇パワハラで母「言葉では言い表せないたくさんの複雑な想い」
2024/3/28 17:20 1293文字宝塚歌劇団の劇団員の女性(当時25歳)が昨年9月に死亡した問題で、女性の母親は28日、「訴え」と題したコメントを発表した。全文は次の通り。 あの日から季節は幾度か変わりましたが、私たちの時間は止まったままです。 娘を想(おも)わない日はありません。娘に会いたい、抱きしめたい、ここに居てくれたらと一
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「全裸監督」で初導入 Netflixのリスペクト研修が目指すもの
2024/3/28 16:30 2385文字ある映画撮影の現場。監督が、俳優から「2人きりで打ち合わせしたいことがある」と提案された。監督はどうすればよいか――。 映画やドラマなど映像制作現場でのハラスメントをなくそうと、米大手動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」が開発した研修「リスペクト・トレーニング」が注目されている。
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宝塚劇団員死亡 阪急側がハラスメント認め謝罪 遺族側と合意書
2024/3/28 16:03 559文字宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(当時25歳)が2023年9月に死亡した問題で、歌劇団を傘下に置く阪急阪神ホールディングス(HD)と遺族側は28日、歌劇団宙(そら)組の上級生らによる14件のパワーハラスメントを認定し、歌劇団側に女性への安全配慮義務違反があったとする合意書を締結した。慰謝料
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特集ワイド
「与太郎」務め55年 林家木久扇さん「笑点」卒業の心境 面白くなきゃ毎回ヒヤリ 正直、ほっと
2024/3/28 13:06注目の連載 2626文字黄色い着物の天然キャラで親しまれてきた落語家、林家木久扇さん(86)が31日、人気テレビ番組「笑点」(日本テレビ系)を卒業する。笑点の創成期直後から55年にわたってレギュラーを務め、落語家人生の大半を番組とともに歩んできた。そんな木久扇さんを訪ね、卒業を目前に控えた思いを聞いた。 ◇漫画家、ラーメ
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Interview
若村麻由美 女性に響く「あるある」随所に 来月上演「La Mère 母」で主演
2024/3/28 13:06 1432文字現代フランスを代表する劇作家の一人、フロリアン・ゼレールの「La Mère 母」が4月、東京芸術劇場(東京・池袋)で上演される。主演は、これまで同劇場で作家の「Le Père 父」(2019年)、「Le Fils 息子」(21年)に出演してきた若村麻由美。親と子の相克、家族の在り方を問うた「家族3
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寄席 落語協会真打ち昇進披露興行 人気示す客席の熱気=評・濱田元子
2024/3/28 13:06 725文字創立100年を迎えた落語協会(柳亭市馬会長)が、節目の年に12年ぶりの抜てき真打ち2人を送り出した。林家つる子(正蔵門下)、三遊亭わん丈(天どん門下)、共に着実に力を付けてきた。大入りの客席の熱気が、その人気の証しだ。 大初日の21日はつる子がトリ。万雷の拍手に、感極まっての登場だ。1年前に昇進が
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Topics
SkyシアターMBSオープン JR大阪駅直結の1300席
2024/3/28 13:06 525文字JR大阪駅に直結した新劇場「SkyシアターMBS」が27日、開館した。約1300席で、旧大阪中央郵便局跡地に完成した大型複合施設「JPタワー大阪」の5~8階部分に入居。演劇や音楽、伝統芸能など多彩なステージを楽しめる。 新劇場はMBSメディアホールディングス(大阪市)が運営。2016年に閉館した劇
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日々是・感劇
土地の言葉が映すニッポン=濱田元子
2024/3/28 13:06 795文字3月初めの沖縄は思いのほか寒かったが、辺野古に集まった人々は熱かった。毎月恒例の「県民大行動」の日だ。県紙1面は新基地建設を巡る代執行訴訟で県の敗訴が確定したことを伝えていた。またもないがしろにされる民意。「わじわじー(腹立たしい)」という言葉が広がった。 その辺野古の感覚に重なったのが劇団198
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聴衆200人を魅了 落語家・古今亭志ん輔さんら 横浜にぎわい座で公演 /神奈川
2024/3/28 05:03 479文字落語家の古今亭志ん輔さんと芸人が出演する「みどり生命プレゼンツ 『志ん輔と仲間たち』 スペシャル公演2024」(毎日新聞社、毎日企画サービス主催)が23日、横浜市中区の「横浜にぎわい座」で開かれ、約200人が鑑賞した。 前半の冒頭は太神楽曲芸師の翁家和助さんが登場。口にくわえたバチの上で土瓶を操る
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視聴室
筋トレサラリーマン中山筋太郎
2024/3/28 02:01 340文字◆筋トレサラリーマン中山筋太郎(日テレ=後11・59) 人気の「筋肉芸人」、なかやまきんに君が主演のスペシャルドラマ。筋トレに人生をかける主人公、中山筋太郎のドタバタに満ちた日常を描く。大阪・読売テレビ制作。 商社の営業部で働く筋太郎(なかやま)。職場に、新入社員の山内(菅田琳寧)がやってきた。山
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宝塚音楽学校
宝塚音楽学校で合格発表
2024/3/28 02:00 195文字宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)は27日、4月に入学する第112期生の合格者40人を発表した。2000年以降で、480人の受験者数は最も少なく、競争率は12倍で最低だった。合格したタカラジェンヌの卵たちは2年間、ダンスや声楽、演劇などのレッスンに励み、憧れの舞台を目指す。歌劇団では劇団員の女性(当時2
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元俳優・村杉蟬之介被告に有罪判決 麻薬特例法違反などで 福島地裁
2024/3/27 19:21 459文字密売人から薬物を買ったり自宅で所持したりしたとして、麻薬特例法違反などに問われた東京都足立区の元俳優、村杉蟬之介(本名・友一)被告(58)に福島地裁は27日、懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役10月)の判決を言い渡した。 判決理由で三浦隆昭裁判長は「被告は薬物の種類を自ら判別できないほど雑然と保
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Topics
菊之助と愛之助、歌舞伎座で共演 気持ちぶつかる心地よさ
2024/3/27 13:05 760文字東京・歌舞伎座の「四月大歌舞伎」(4月2~26日)昼の部「夏祭浪花(なにわ)鑑(かがみ)」で、尾上菊之助と片岡愛之助が共演する。3月も同座の「寺子屋」で菊之助の松王丸、愛之助の武部源蔵で好演した2人。菊之助が「愛之助さんとは、気持ちと気持ちがぶつかり合い、ご一緒していて心地いい。毎日、お互いの出方
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上方落語家、横浜で「門出」へ 笑福亭笑有さん、4月13日公演 料理店での会が縁、ファンら企画 野毛 /神奈川
2024/3/27 05:30 1368文字大阪で上方落語の修業を続ける新人噺家(はなしか)が4月13日、横浜でデビューする。出身地や大阪で「勉強会」などと称する会を開く例はあるが、上方落語の若手が横浜で独り立ち公演を開くのは極めて異例だ。師匠についてこれまで4回、横浜・野毛で「前座」を務め、その噺に魅せられたファンが「友の会」を設立。「縁
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「自分たちの英語歌舞伎、表現して」 リンデンホール校が10月上演へ 監修の中村壱太郎さんが特別授業 /福岡
2024/3/27 05:11 538文字◇筑紫野市・リンデンホール校 リンデンホールスクール中高学部(筑紫野市)は10月に「英語歌舞伎」を上演することになり、監修する歌舞伎俳優の中村壱太郎(かずたろう)さんが26日、同校を訪れて特別授業をした。【桑原省爾】 ◇生徒から盛んに質問 同校は英語教育とともに日本人としてのアイデンティティーを兼
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月刊のん
置いていった幸せは
2024/3/27 02:00 952文字大切な人との幸せな思い出。影響されたり、背中を押してもらったりしたこと。そういう記憶は、別れが訪れたとしても、自分の中にずっと残っていく――。そういう思いを込めた私の曲「夢が傷むから」のミュージックビデオ(MV)を撮影しました。 お笑い芸人で作家の又吉直樹さんのエッセー集「東京百景」に、「池尻大橋
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