米ファンタジー映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(クリス・ワイツ監督)の日本語吹き替え版の公開アフレコが24日、東京都内のスタジオであった。女優の山口智子さん(43)や緒形拳さん(70)、成海璃子さん(15)が、5104人のオーディションを勝ち抜き、主役の座を射止めた新人の西内まりやさん(14)と声優に挑戦、二コール・キッドマンさんが演じる悪女役の山口さんは「皆さんの前でやってきた宿題を披露するみたいで緊張しました」と14年ぶりのアフレコを振り返った。
「ライラの冒険」は、英国の児童向けファンタジー小説の金字塔といわれる作品で、今回が映画化第1弾。英オックスフォードのパラレルワールドに住む12歳の少女ライラが、何者かに連れ去られた親友を捜すため、守護精霊パンタライモンとともに冒険の旅に出る。「黄金の羅針盤」に導かれて北へ進む旅の行く末に重大な使命が待ち受けていた……という物語。
西内さんは、豪華キャストを前に「皆さん輝いています。(私は)ここにいていいのかなという感じ」と遠慮気味に話したが、「もし続編があったら、もっと練習して頑張りたいです」と前向きだった。普段はオコジョの姿をしているパンタライモンを演じた成海さんは「人間以外のものを演じるのは初めてで、うめき声を出すのが難しかった」と苦労を話した。山口さんは「女性の美しさが悪女と結びつくと思うんですよ。女性は誰しも悪女的な部分を持っていると思うので、(今回の役は)普通の女性として演じました」と独自の“悪女”論を展開した。
映画は3月1日から東京・丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系でロードショー予定。2月23、24日には先行上映される。【細田尚子】
2008年1月24日