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タン・ウェイ:6カ所修正の過激ラブシーンは「大きな試練」 映画「ラスト、コーション」プレミア

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プレミア試写会に登場した(左から)ワン・リーホンさん、アン・リー監督、タン・ウェイさん
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 「ブロークバック・マウンテン」で米アカデミー賞を受賞したアン・リー監督の最新作「ラスト、コーション」のプレミア試写会が24日開かれ、リー監督のほか1万人の中から抜てきされた主演女優のタン・ウェイさん(28)、助演のワン・リーホンさん(31)らが登場した。ウェイさんは映画初出演ながら、日本で6カ所に修正が入ったという激しいラブシーンに挑戦しているが、その場面について「私にとって大きな試練でしたが、とても大事な経験でした」とさばさばした様子で話した。

  映画は、1942年の日本占領下の上海が舞台。傀儡(かいらい)政権下特務機関の顔役のイー(トニー・レオンさん)を暗殺しろと命じられた女スパイのワン(ウェイさん)は、彼を誘惑し、落とすことに成功する。死と隣り合わせの2人は、敵対する任務を背負いながら肌を重ねるうちに、真実の愛に行きついたように見えたが、ワンは暗殺計画を決断するときがやって来た……という極限状態のラブストーリー。07年のベネチア国際映画祭でグランプリ(金獅子賞)と撮影賞(オッゼラ賞)を受賞した話題作。

 ラブシーンについて、リー監督は「ある意味で究極の(素の)演技だと思う。2人にとって大きな挑戦だった」と話した。ウェイさんは完成した作品を見て「こういう表現になっているとは思わなかったので驚いた」と巨匠の映像マジックに驚きを隠さなかった。愛するワンをスパイに引き入れる男を演じたリーホンさんは「とても密度が濃く、完成度の高い映画。そういう映画に出られて光栄に思う」と誇らしげだった。なお「ブロークバック~」に主演した豪俳優ヒース・レジャーさんが22日に亡くなったことについてコメントを求められたリー監督は「たいへん悲しく、遺憾に思う」と答えた。

 会場にはタレントの泰葉さんや女優の高橋ひとみさんらが駆けつけ、会場前の赤じゅうたんを歩いてイベントに花を添えた。また、日本での公式イメージソング「夜想曲」を歌った中孝介さんと挿入歌を歌う冴木杏奈さんのミニライブも行われた。この映画は、2月2日から東京・日比谷シャンテシネ、渋谷Bunkamuraル・シネマほかで全国ロードショー予定。【細田尚子】

 2008年1月25日

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