俳優の渡辺大さん(23)が主演した映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」(神山征二郎監督)の先行試写会が東京・慶応大三田キャンパスで開かれ、3月に明らかにした結婚について熱く語った。父の俳優、渡辺謙さんは「早えなお前」と驚き、「48歳でおじいちゃんか。勘弁してくれよ」と言いながら、初孫誕生を祝福したという裏話を明かした。
大さんは、お相手が5歳年上であることを明かし「一般の人。優しくて本当にいい人です。しっかりしていて、(結婚生活は)幸せです」とおのろけを連発。出会ってから「1年と1~3カ月」で、8月に出産予定のできちゃった婚となったことには、「順番はずれてしまったけど、付き合ってすぐに結婚しようと話していた」と説明。モデルで妹の杏さん(22)は「私が世話をして、杏色に染める」と祝福したという。
映画は太平洋戦争が激化した1943年、「敵国のスポーツ」として六大学野球が廃止され、兵役が免除されていた学徒出陣も決定。バットを捨てて戦場へとかり出される野球部員たちに「生きた証しを残してやりたい」と、慶応大の小泉信三塾長は早稲田大野球部顧問の飛田穂州氏に試合を申し込む。思いを受け止めた飛田氏は、早大学長の猛反対を強行突破し、最後の早慶戦が始まる……という物語。渡辺さんは小学校と中学校で野球を体験していたが「打ち方も近代野球と違うし、グローブが軍手みたいでキャッチボールで手にマメができました」と撮影の苦労を話した。慶大出身で野球部の部長役を演じた三波豊和さん(52)は映画について「一発の銃弾も撃たれない、一回も戦争シーンの出てこない反戦映画です」と紹介した。
映画は、8月からシネカノン有楽町1丁目、渋谷アミューズCQNほか全国でロードショー予定。【細田尚子】
2008年5月16日