ディズニーのファンタジー映画「ナルニア国物語」の第2作「カスピアン王子の角笛」(アンドリュー・アダムソン監督)の来日会見が19日開かれ、カスピアン王子を演じる英俳優ベン・バーンズさん(26)らメーンキャストが出席した。「ナルニア国案内人」を務めるタレントの関根麻里さん(23)がナルニア国を救った4兄妹の長女のスーザンをイメージしたドレスを着て、得意の英語であいさつ。バーンズさんに「すてきな方。まさに王子様ですね」と女心を明かしていた。
「ナルニア国物語」は、作家C.S.ルイスが魔法の国「ナルニア国」の2555年の興亡を描いたファンタジー大作で、シリーズ7部作をディズニーが映画化。06年に公開された第1章「ライオンと魔女」は世界で7億4000万ドル以上のの興行収入を記録した。
ピーター、ルーシー、エドマンド、スーザンのぺベンシー兄弟が、ロンドンにある家の洋服だんすからナルニア国に現れ、「白い魔女」の野望を防いでから1300年。楽園だったナルニア国は、人間の戦闘民族テルマール人によって征服されていた。テルマール王国の若きカスピアン王子(バーンズさん)は、摂政ミラースに暗殺されそうになり、師であるコルネリウス博士に助けられる。王子は、城を追われて漆黒の森で、救世主を待ち続けるナルニアの民と出会い、師から託された「角笛」を吹き鳴らす。ロンドンでは、ナルニアの出来事から1年後、ぺベンシー兄弟が乗っている地下鉄に角笛の音が響き渡り、4人は再びナルニアへやって来る。白い魔女を倒した伝説の王の4人と王子が、真の平和を求めて立ち上がる……。
会見には、ピーター役のウィリアム・モーズリーさん(21)、ルーシー役のジョージー・ヘンリーさん(12)らが参加。モーズリーさんはアクションシーンが増え、撮影までの3カ月半ボクシングやジムなどで体を鍛えたといい、戦う場面もあるバーンズさんは「体力がある素晴らしい役者。学ぶことが多かった。僕はとても敵わないよ。ただ重要なのは、僕の剣のほうが少し長かった」とライバル心?を燃やしていた。モーズリーさんは「水の入ったペットボトルにビタミン剤を入れて泡を吹かせようとしたら、くしゃみをした拍子に中身が全部彼にかかってしまった」というエピソードを披露、息の合ったところを見せていた。関根さんは映画について「スケールが大きく、戦闘シーンも迫力がある。心のドラマも重要で、とてもユニークなキャラクターがたくさん出てくる、素晴らしい作品」とPRした。映画は、21日に全国で公開。20日は東京都内で巨大な森を再現したジャパン・プレミアイベントを開き、21日の初日にバーンズさんら出演者と王子役の尾上菊之助さんらが舞台あいさつを行う。【細田尚子】
2008年5月19日