話題のライトノベルの魅力を編集部にズバっとたずねる「編集部に質問状」。第13回は、長谷川裕一さんの伝説のSFコミック「マップス」シリーズのアンソロジー小説で、古橋秀之さん、新城カズマさん、笹本祐一さんらがストーリーを担当、三浦建太郎さんや村枝賢一さんら人気マンガ家が挿絵を担当するなど豪華メンバーが集結した「マップス シェアードワールド」(GA文庫)です。担当編集の小原豪さんに作品の魅力やポイントについて話を聞きました。(回答はほぼ原文のまま掲載)
--作品の一番の読みどころは
それはやはり、6者6様の、でもきっちりマップスしている作品を一度に楽しめるところだと思っています。原作の長谷川裕一さんは、「マップス」の続編的な位置づけとなる「マップス ネクストシート」を現在好評連載中ですが、「マップス」自体は完結してしまっているわけです。でも、その作品としての輝きは失われたわけではありませんし、いつ読み返してもやっぱり面白い。そんな作品の持っている「熱」が、本作にもしっかり受け継がれている、という気がしています。
--マップスシリーズの魅力とは
壮大なスケール、どのような設定でも受けとめて包含してしまう懐の深さ、魅力的な登場人物たち、そして彼らが織りなす熱い人間ドラマ。スペースオペラの持つドキドキワクワクする感じを、余すところ無く詰め込んだ作品だと思います。
--この豪華メンバーをどのように集めたのですか?
企画の発起人は、著者としても参加いただいている重馬敬さんなのですが、その重馬さんからこのお話を聞いたときに、これはぜひやらなければ、と思いました。その段階で、すでに著者として手をあげていた作家の方もいらっしゃいましたが、とにかくマップスが好きで、自分もマップスを書いてみたいと思っていらっしゃる著者の方、というのを前提にリストアップしていったら、なんだかものすごいメンツになっていた、というところです。
--参加された皆さんの感想は
皆さん、本当に楽しんで参加いただいた印象を受けました。それぞれの方がマップスに抱いている思いは、各作品からムンムンと漂ってくる「俺、マップス好きだぜ」感から、読者の皆様にも感じ取っていただけるのではないでしょうか。
--ひと言お願いします
今回は作っている側としても、大変に楽しめる企画でした。じつは第2弾についても動き始めております。どうぞお楽しみにお待ちください!
2008年3月17日