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明治大:映画「ブラック会社に…」の佐藤監督が就職難の学生に喝 「定時帰宅は都市伝説」

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「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」トークセッションに参加した佐藤監督(前列左から2人目)と明治大学生ら
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 サービス残業や徹夜は当たり前の“ブラック会社”での悲喜劇をつづったインターネット掲示板の書き込みが原作の映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」の先行試写会が2日、就職を控えた明治大の学生を対象に行われ、佐藤祐市監督や井出陽子プロデューサーが登場した。佐藤監督は「若い皆さんは自分で自分を変える力を持っているはず。それを信じて、一歩踏み出してほしい。プータローで世に出るのもいいけど、人とぶつかっていかないと変われない。どんな会社でもいいから1回就職してみるといい」と学生たちにエールを送った。

 映画は、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に黒井勇人さんが投稿した内容を元にした同名書籍(新潮社)が原作。小池徹平さん(23)が演じる、高校中退でニート歴8年の「マ男」こと大根田真男が、母の死をきっかけにプログラマーの資格を取得して、小さなIT企業に就職するが、その会社はサービス残業や徹夜は当たり前の“ブラック会社”で、過酷な仕事とおかしな同僚に振り回され、マ男に限界がやってくる……という物語。

 佐藤監督と学生とのトークセッションでは、「定時で働くことは都市伝説か?」と質問された佐藤監督は「都市伝説でしょう」ときっぱり。学生からは笑いとどよめきが起こった。「ブラック会社にも良いところはあるか?」という問いに、井出プロデューサーは、「人によって何がブラックと感じるかは違うもの。忙しくても、そこから何かが生まれると思えるのなら、やっても良いのでは」と自らの社会経験を元にアドバイスした。

 大手化粧品メーカーに内定したという男子学生は「ブラック会社を見極める基準の一つとして、ネットを利用した。ブラックと会社名で検索して名前が出てくると不安だった」と話し、外資系IT系企業に内定が決まった女子学生は「手当がないなど、何かしら一つ悪いことがあると、後輩に『その会社はブラック』と言ってしまっっていた。過敏になりすぎるのも良くないと思った」と就職活動の本音も明かしていた。映画は21日から、シネクイントほか全国で公開。【松村果奈】

 2009年11月2日

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