アニメやゲームなどのキャラクターを描いた「痛車(いたしゃ)」の展示会「あうとさろーね有明2007冬」(主催・あうとさろーね事務局)が07年12月30日と31日、東京・有明で開かれた。「魔法少女リリカルなのは」を描いたメルセデス・ベンツやアルファ・ロメオを筆頭に約60“作品”が並んだ。
「痛車」は、見ていて「痛い」とイタリア車の「イタ車」を掛け合わせた造語。イベントには、鳥取県から来た車なども参加した。展示会は07年夏に続き2回目。
台数が多かった作品は、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」、ゲーム「フェイト」「リトルバスターズ!」で、話題の音楽ソフト「初音ミク」も登場。各車とも、ただキャラクターの絵を描くだけでなく、ゴルゴ13のせりふ「俺の後ろに立つな」を「後ろを走るな」にした車間距離注意のステッカー、涼宮ハルヒの「ただの人間には興味がありません」を「痛車しか興味がありません」など作品中の有名なせりふをパロディーにして個性を競い合っている。50万円かけて絵を塗装した本格的なものもあった。
同委員会によると07年春に発売された「痛車」のグラフ誌がきっかけになって台数が増えているといい、「今回は参加していないが、『おおきく振りかぶって』や『ワンピース』『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』の痛車もある。人気どころでなっていない作品はないのでは。数こそ多くはないが女性のオーナーもいる」と話している。次回は08年夏に開催予定。【河村成浩】
2008年1月7日