アニメ映画「ドラえもん のび太と緑の巨人伝」(渡辺歩監督)の完成披露試写会が24日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれ、主要キャラクターと声優陣が勢ぞろいした。ドラミ役で、昨年末にココリコ・遠藤章造さん(36)と離婚した千秋さん(36)は「家族みんなで楽しく見られる映画。もちろん母子家庭の方も見てください」とバツイチらしいコメント。声優初挑戦のお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平さん(37)も「(演じたのは)脇役なんですが、僕みたいにアゴがしゃくれたキャラクターなんで探しやすいと思います」と、2人とも“自虐ネタ”で笑いを取っていた。
映画は、声優陣を一新した新シリーズの第3弾で、原作者の藤子・F・不二雄さんによるドラえもんのエピソード「さらば、キー坊」をベースにした初のオリジナル長編作品。のび太が拾ってきた苗木が、ドラえもんの道具の力で、小さな男の子「キー坊」に変身。ところが、突然出現した巨大な渦に巻き込まれて、のび太たちは植物が支配する「緑の星」に流れ着くが、地球の緑をすべて奪い取ってしまおうという計画が進められていて……というストーリー。地球温暖化問題や緑のすばらしさ、仲間との友情といった大切なメッセージも盛り込んでいる。ゲスト声優として、「緑の星」の女王リーレ役に堀北真希さん(19)、「緑の星」を旅しながら生命の営みを見守る長老ジィ役に俳優の三宅裕司さん(56)を配し、地球から緑を奪おうと企てる悪役・シラーの手先パルナ役を、有田さんが演じた。
舞台あいさつには堀北さん、三宅さんらも登場。堀北さんは「小さいころから大好きで見ていたドラえもんの映画に参加できてうれしい」と顔をほころばせた。三宅さんは「(温暖化問題など)テーマが深い内容なので、お父さんお母さんも一緒に見て、しっかり考えてほしい」と訴えた。また、絢香さんは映画の主題歌「手をつなごう」をライブで披露。大きな拍手を受け「すごく緊張したけど、みんなしっかり聞いてくれているのがわかったので気持ちよかった」と笑顔を見せていた。
映画は107分。3月8日から全国公開。【栗原拓郎】
2008年2月24日