東大阪市の近鉄花園ラグビー場で開催されている第88回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社など主催)は大会第4日の1日、県代表の茗渓学園が3回戦で佐賀工(佐賀)と対戦した。前回も3回戦で戦った両校は一歩も譲らず7-7でノーサイド。引き分け抽選の結果、佐賀工が準々決勝に進み、茗渓は前回に続き抽選で涙をのんだ。【秋田浩平】
1年前の雪辱を期す舞台に茗渓フィフティーンは闘志を燃やしていた。試合開始早々に迎えた相手陣での最初のスクラム。FW8人の平均体重が96キロで出場校中トップを誇る佐賀工に対し、茗渓は10キロ以上の体格差をものともせず押し込んだ。
自陣ゴール前で佐賀工の重量FWに攻め込まれても、粘り強く低いタックルを繰り返しボールを奪った。
危機を脱した前半8分、相手陣22メートルラインのモールから佐賀工SO染山のキックしたボールをLO中平が勢いよく飛び出しチャージ。そのままボールを持ち込んで先制のトライを挙げると、FB木村修が落ち着いてゴールを決めた。
その後も自陣ゴール前の密集戦を再三しのいだ茗渓だが、断続的な雨で滑りやすくなった芝と佐賀工の守備に得意の展開ラグビーへ持ち込めなかった。
互いに決定力を欠き一進一退の攻防が続いた後半25分。佐賀工に攻め込まれ自陣5メートルのラックから最後はLO原康にゴールラインを割られた。SO染山のゴールも決まり同点。茗渓は果敢に攻め込んだがそのままノーサイドの笛が鳴った。
FWがよくがんばった。思った以上にボールを展開するチャンスがめぐってこなかった。60分の試合内で勝てなかったことがすべて。2年続けて負けずに越えられなかった1月1日(3回戦)を来年は絶対に越えたい。
圧倒して試合の中で勝負を決めたかった。ディフェンスに関しては言うことはない。自分たちの展開ラグビーに持ち込めなかった。1月7日(決勝)まで進む力はあると信じていた。もう少し長くやりたかった。
==============
茗渓学園 反8
1 1 0 0 7 0 0 0 0 0 7
T G P D 前 T G P D 後 計
0 0 0 0 0 1 1 0 0 7 7
佐賀工(佐賀) 反4
(引き分け抽選で佐賀工が準々決勝へ)
毎日新聞 2009年1月3日 地方版