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国学院栃木、逆転負け 3回戦進出ならず /栃木

 第89回全国高校ラグビーフットボール大会(毎日新聞社、日本ラグビーフットボール協会など主催)の2回戦が30日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場であり、10年連続出場の国学院栃木は3-22で報徳学園(兵庫)に逆転負けを喫し、目標としていた3回戦進出はならなかった。【岩壁峻】

 先制したのは国学院栃木。前半17分、SO大江海太郎選手(3年)が40メートルの難しいペナルティーゴール(PG)を決めた。平均体重で上回る相手に重心の低いタックルで対抗。リードして前半を折り返した。

 しかし、後半5分、PGで追いつかれると一転して地力に勝る報徳学園ペース。密集への集散が良くなり、逆転を許した。FW戦で劣勢を強いられた国学院栃木はCTB棚橋宗一郎選手(2年)がハーフウエーラインから果敢に攻め込むなど反撃を試みたが、相手の堅いディフェンスに阻まれ、得点できなかった。

 終了間際にもトライを決められ、無情のノーサイド。2回戦の壁は厚かったが、強豪相手の善戦が光った。

 ◇家族の思いに応えた--国学院栃木・フランカー、長野大輔主将(3年)

 中学1年まではクラブチームの野球と、部活動のラグビーを掛け持ちしていたが、2年になってラグビーに専念する決断をした。「はっきりと意思表示をするタイプではなかったのに、初めて自分から『やりたい』と言ってきた」と母泰子さん(48)は驚いた。

 打ち込めるものを見つけた息子をサポートしようと、高校進学を機に、泰子さんは東京都東大和市の自宅から栃木に転居。父、姉と離れ、母と2人での生活。家族の強い思いを背に、主将として花園の舞台に立った。

 前半はタックルが効果的に決まり、完ぺきに近いディフェンスを見せたが、逆転負け。高校最後の花園について「楽しかった」と笑顔で話した。その姿は「悔いを残さず力を出し切ってほしい」という泰子さんの思いにしっかり応えていた。【岩壁峻】

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 ▽2回戦

国学院栃木 反8

 0 0 1 0 3 0 0 0 0  0  3

 T G P D 前 T G P D  後  計

 0 0 0 0 0 3 2 1 0 22 22

報徳学園 反7

毎日新聞 2009年12月31日 地方版

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